TOP社員紹介亀本達也

社員紹介

亀本 達也

営業開発部 副部長

PROFILE

2010年入社・営業開発部
岐阜経済大学卒

環境機器のIT活用推進のキーマン。前職はIT関連のSE・プロジェクトマネージャ。環境機器とおなじプロジェクトの開発に関わった縁もあり、入社。日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合の設立・運営にも大きく貢献し、2015年からはペストビジョンの開発にも注力。営業開発部の統括、社内のネット環境のインフラ整備、Webシステムの保守から新規構築時の技術的なフォローなど、業務範囲は多岐に渡る。バンドマンという一面も持つ。見た目からは想像できない甘い物好き。

入社の経緯を教えてください。

前職ではシステムエンジニア(SE)をしていました。環境機器のシステム開発を担当した縁で、片山社長と話すようになり、環境機器を手伝わないかと言われたのがきっかけです。一緒に仕事を始めて4年目のことです。当時、私は41歳でした。その年になって、転職することに迷いはありました。ただ、新卒からずっとSEの仕事だけをやってきたので、このまま定年まで続けていくことにも疑問を感じていました。SEは体力勝負というところもあり、自分より若い柔軟な人も会社にどんどん入ってくるなかで、5年先、10年先を考えたときに、今がSEとして社会に貢献できる能力のピークで、あとはゆるやかに落ちていくような気がしていたのです。経営にも興味をもち始めていたところに、片山社長の経営方針や環境機器のビジネスモデルを知るようになり、だんだん惹かれていきました。

転職する決心をしてから半年かけて前の仕事の引継ぎを終え、環境機器に入社しました。

環境機器のどういうビジネスモデルに惹かれたのですか?

前職のときに環境機器に依頼されたシステムが、シロアリ業者が自社の顧客管理をするためのクラウドサービスを作るというものでした。それを業者に原則無償で提供すると言われて、驚きました。システムを作るには数百万単位でお金がかかります。運営やメンテナンスにも費用がかかります。それなのにこれらの費用をシステム利用料で回収しないというビジネスモデルは、18年間SEをやってきて極めて異例でした。

シロアリ業者は環境機器の潜在的な顧客ですので、片山社長は、顧客管理システムを安価で提供しても、薬剤を環境機器から買い続けてくれる顧客になってくれたら楽にペイできると考えていました。メーカー製品であればどこの商社から買っても商品自体は同じ。それなら、サービスが充実しているところから買ってくれるはずという、大胆な先行投資が面白いと思いました。

入社後の仕事内容を教えて下さい。

入ってからは社長直轄の経営企画部という部署で、環境機器を他社と差別化するための事業の立ち上げを行いました。システム構築は外注するので、入社後はSEの仕事はしていません。しかし、エンジニアの視点で企画や発注を行うことで前職の経験を活かすことができました。また、ITを使った害虫・害獣の遠隔モニタリングソリューション「ペストビジョン」の開発には、部署を超えて関わりました。

SEをしていたときは、自分が開発するシステムが発注元の仕事の全てであるかのように見ていましたが、入社後はそれらのシステムは大きなビジネスを動かす歯車の1つに過ぎないということを実感し、それまでとは違った面白さややりがいを感じるようになりました。

最近になって経営企画部から営業開発部へ異動しました。営業開発部はいい意味でマニアックな人たちがいて、虫のことを何も知らない私は彼らに基礎的な質問ばかりしています。一方で彼らは、組織としてメンバー内の仕事の交通整理とかタスクの割り当てには弱かったりするので、その整理の仕組みづくりを私が担当し、より効率的に仕事を進められるよう改善しています。

亀本さんが考える環境機器の特長を教えてください。

片山社長がよく言う言葉のひとつに「公私混同」があります。これは、プライベートの時間を犠牲にして残業をしなくてはいけないということではなく、公と私の配分が個人に任されているということです。たとえば終業時間前に仕事がひと段落したので軽くランニングでもしてシャワー浴びて晩御飯食べて、ゆっくりしてから仕事再開しました、みたいなこともできたりします。

ただし、それは仕事をせずに遊んでよいというわけではありません。日報などを通して仕事内容は社長だけでなく社員みんなが把握していますので、成果が出ていなければそれは伝わってしまいます。監視されているわけではなく、怒られたりするわけでもないのですが、アウトプットがない人には自然に仕事が回ってこなくなります。会社に行っても仕事がなければ、毎日楽しくなくなりますよね。

また仕事と人生、同じ原理原則で充実したものにしていこうという意味合いもあります。仕事だからこう、プライベートだからこうと異なる基準で判断するのではなく、正しいことを正しいやり方で行って、社会を良くして家族も幸せにしていこうと言う考え方のことです。

当社では、大きなプロジェクトでも優先度や予算なんかも個人に任されることも多いので、手を抜いてしまうと自分のせいで会社に大きな損失を出してしまいます。見られているからさぼれないというよりは、仕事の面白さと責任感で、さぼる気持ちは起きないのかもしれません。誰かに監視されて常に指示を受けていないと働けないという人は、環境機器の働き方とは合わないと思います。自分の能力を多面的に活用して面白いビジネスをやってみたいという人にぜひ入ってきてほしいと思います。

特に、今までお話してきたように、環境機器のビジネスにはITが不可欠です。これからエンジニアの枠を越えて、大きなビジネスを動かしたいと思っているような方に挑戦してきてほしいですね。