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社員紹介

中根 佳子

営業部

PROFILE

2001年入社・営業部
近畿大学農学部農芸化学科卒

大学の先生からの紹介でうっかり入社。入社以降、しっかり実力を発揮し、すっかりなくてはならない存在に。営業部、営業開発部、経営企画部、すべての部署に精通。商品知識や業界に詳しいのはもちろん、ITにも明るい。物事は俯瞰で見て、スッパリ的確に意見し、必要であれば忌憚なく社長にもハッキリ注進。九州営業所のI氏からは「僕のパソコンは中根さんです」と言われるほど、社員たちからの信頼が厚い。主に梅田のデパート等を巡るウィンドウショッピングで足腰を鍛えて(?)いるが、マラソンは走らないとキッパリ宣言している。

勤続21年目の中根さんから見て、環境機器はどういう会社ですか?

ここしか経験していないので他と比較してどうかということはわからないのですが、一部だけでなく1から10まで任せられて自分で完成させる仕事が多いと思います。もちろんチームで働いていますが、同じ仕事をしている人はいないので、ひとりの責任は大きいです。

ノルマや昇進試験がない非成果主義で、人事評価システムがないのも環境機器の特徴です。その代わり、周りの人たちが仕事を見ています。真面目に仕事をしていたら、その人と一緒にプロジェクトをやりたい、仕事を任せたいと思う人が増えて、面白いことがいろいろできる。逆に、いい加減なことをしていたら、誰も仕事をくれなくなって、できることがなくなってしまう。言われたことをやるだけの人は、うちは勤まらないかもしれません。ですが、今自分ができることを一生懸命やっていれば、周りがサポートしてくれますし、みんな一緒に仕事をしたいと思ってくれるメンバーばかりです。

現在は、どのような仕事をしていますか?

営業部に所属し営業として担当を一部持ちながら、主に営業のサポート業務を行っています。他には、社内システムSemcoWebの構築とその管理、新しいことを始めるときの仕組み作りもしています。裏方の仕事が多いですが、みんなが新しいことに取り組んでいくのを支えていくのがわたしの役割だと思っています。そのために、できることはやりますし、必要なスキルもできそうなものなら身につけます。社内では「中根に聞いたら何でもわかる」と言われているそうですが、ブレーカーが落ちたときも、わたしが呼ばれるようになってしまいました。

また、日常業務がうまく回るように、事務や倉庫のメンバーの現場の声は聞くようにしています。片山主導で立ち上がったプロジェクトでも、現場に負担がかかるような内容であれば、それは無理ですと突き返したり、納得するまで話しあったりすることもあります。片山は全体を見るポジションで、わたしは現場におろしていく役割なので、いい意味で役割分担ができていると思います。

これまでで一番大変だったことは何ですか?

本社倉庫の建て替えは今思い返してみると大変でした。倉庫の老朽化に伴い、建て直すことになったのですが、もちろん業務を止めるわけにはいきません。営業・出荷を止めずに工事の期間を乗り切る必要がありました。建て直しが決まったときから準備をはじめ、外部倉庫とデータを連携するための打ち合わせや、倉庫の荷物をすべて移動するための段取りなど、大量の業務が発生しました。電源や電話線の配置の決定や必要な工事の手配などはいつのまにか私の役割になっていたのです。自分の通常業務も行いながら同時並行の処理で、右往左往していましたね。

とはいえ、引越にともなう作業は田之江さん、交渉事は堀上さん、ネット環境は亀本さん、というふうに、必要に応じて社内のプロフェッショナルに相談して力を借りながら進めることができたので、不安はありませんでした。社員みんなの協力があって、無事に建て替えと引っ越し作業を完了することができました。

女性にとって、環境機器は働きやすい職場ですか?

働きやすいと思います。正社員の女性比率こそ低いですが、パートも含めた全体で見ると男女比は同じぐらいですし、男女関係なく活躍しています。ただ、営業の仕事は、わたしが新卒で入った20年前と比べたらずいぶん変わってきていますが、女性というだけで話を聞いてもらえなかったりすることも、いまだにあります。

わたしが入社したばかりのときは、それこそ、話を聞いてもらえないことも多くありました。知識も経験もないのだから耳を貸してもらえなくて当然だと思い、知識だけは負けないように勉強しました。とにかく、一から覚えていく感じでした。

どんな人に入社して欲しいですか?

この問いの答えはみんなそれぞれ違うと思いますが、わたしとしては、若い人に入ってきてほしいと思います。というのも、現在、うちは、わたしも含め、40代の社員が多いからです。ベテランばかりで仕事を進めやすいのですが、若い人たちの技術や考え方がもっと会社に入ってきてほしいのです。20代から30代の人の感覚は、マーケットを考えるうえで非常に重要です。環境機器の価値観に触れながら働いてもらって、将来的に会社を盛り立ててほしい。ぜひ、やる気のある人に入ってきてほしいです。