社長ブログ

社長フィロソフィー日記

正念場

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 先週は僕も月曜日から金曜日まで東北被災地支援活動に出張していて、また日頃の8割くらいはこの関連の仕事で時間が一杯だ。当社の技術コンサルタントの菅野くん、川端くん、石川くんも出ずっぱり、残された戸島さん、前田くんが通常業務を何とかこなしている状況である。

東北で相当時間を取られている菅野くん以下三名も、被災地活動の合間を縫って開発プロジェクトやまたトンボ帰りで通常の研修活動も行っている。僕の号令で、東北支援は行うけれど通常業務も減らさない、そして営業目標は(だからこそ)必達と指令しているから、社員はさぞかし大変なことだろう。

当社はこの時期が一番売上の多い時期で、つまり繁忙期と被災地支援が重なり、また新プロジェクト、新規事業も同時に立ち上げているから、頭も混乱してくる。僕もボランティア団体の支援新規プロジェクトの話と営業案件、開発案件が同時並行していて、どれもきちんと見ていかないといけないから、結構忙しい。 

と言う訳で当社は今、正念場である。人員が少し多くなったの思ったらたちまちこの忙しさで、でもどれも一生に何度もない得難い経験でもある。人間追い込まれればなんとかなる。多少の睡眠不足や無理は承知での活動である。 おそらくこの秋までの大変さだろうから、社員の皆さん、自分の与えられた責任を完璧に果たして、一段と成長していってください。

三人寄れば、文殊の知恵

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「三人寄れば文殊の知恵」とは、組織の意思決定においても絶妙なことわざだと思う。

一人で決めれば独断で全体像を失ってしまうこともあるし、二人でも足りない。でも多数になればなるほど焦点がぼやけて来て、全然ピンと来ない、やらない方が良い様な施策が出て来てしまう。

三人と言うと企業だと担当者が二人いて、二人で相談しながら案を練っていく。それを決定権者も入れて更に練っていって、実行プランに落としていく。

ここで大事なのは、この三人のベクトルが合っていることだ。社会は色んな価値観の人が存在することが民主主義だけども、会社は単一のカルチャーでどーんと進んでいかねばならない。三人の進む方向性が同じなら、三人の知恵が強化、加速された形で結集されていく。

これが三人以上の人が、そしてベクトルが合っていなかったらどうなるだろう。議論は続き、一向に実行に移されない。「一言、言いたいだけの人」が絡んでくると、進む話も進まなくなる。プロジェクトを思いついた熱は段々冷めていき、結局やるのかやらないのか分からない様な感じになって、物事は立ち消えていく。もしくは三つを足して三で割った様な案で落ち着き、エッジが効いていないから競争力もなくなってしまう。 

「三人寄れば文殊の知恵」、昔の人は良いこと言ってますね。 

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