出来ることに、全力をつくそう。
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東京で地下鉄に乗っていたら、「出来ることに、全力をつくそう。」という広告が出ていた。
しかしこの「出来ることに、全力をつくそう。」とは語感がいいが、矛盾した言葉であることも感じる。「出来ること」と思うのは自分の頭であって、人間は本来「出来そうもないこと」も可能にする潜在能力を持つ。そして「全力を尽くそう」と思えば、自分では120%でも200%でも力を発揮しようとして、やっと本当に100%が出るか出ないという程度だと思う。
だから冒頭の言葉は、「出来ると思っていること=実は全力の80%位?」に「100%の力を発揮する」 という意味不明な言葉という事になる。従って、
「出来なさそうなことに、全力をつくしてみよう」
というのが正解だと思う。
特に今は未曾有の事態が日本を襲っている。こういう時は「無理をしないで出来る事をやれば良い」 というより、「出来なさそうなこと、今までやったことのないことに、全力で挑戦してみよう」というのが、少なくとも元気のよい大人の態度だと思う。
当社もこの先どのような市場環境に直面するのかは分からない。しかしこういう時こそ最高業績を更新し、そして新しいビジネスモデル構築にも挑戦していく気概が必要だと思う。そう誓って毎日頑張っていきます。