社長ブログ

社長フィロソフィー日記

前にパスを出す

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アップルのスティーブ・ジョブズの本を読んでいたら、彼が好きな史上最高のアイスホッケー選手グレツキーの言葉が紹介してあった。
「パックがあった場所ではなく、パックが行く先に滑るようにしている。」
そう、何事も先を見て「パスは前に」出さなければならない。今自分たちがいる場所で未来を考えても仕方ない。明日至っているであろう場所に向けてパスを出し、1年後5年後10年後を見て、時代が自分たちが顧客が向かっていく地点を予想してパスを貰いに行けるかに、シュートを決めれるかがかかっている。
もちろん当社もその通り。今いる地点に地に足をつけて頑張ることも大事、未来を予想して前にパスを出すことも大事なのだ。

やらないことを決める

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経営に一番大事なことは、「自社がやらないことを決める」ということだと思っている。

当社の場合、例えば、「サービスを提供して時間対価を貰う事業(=いわゆるサービス業)はやらない」、「単純作業はやらない」、「製造行為は原則としてしない」、「一回限りの販売は極力避ける」、「他社が自社よりうまくやることはやらない」、「価格競争には入らない」、「深追いしない」などが挙げられる。

「やらないべきこと」をついやってしまうと、苦手で効率が悪いのに加えて「やるべきこと」までできなくなってしまう。毎日朝出社して退社するまでのたった8時間だか10時間だかの間に、あれもこれも出来るわけがない。

「やらないことを決める」ということは、「やるべきこと」、「自社の経営資源を集中させる分野を決める」ということでもある。

当社の場合は、「業界のインフラとなるような仕組みを構築する」、「リピートが期待できる消耗品を扱う」、「サービスは差別化要因とする(=原則課金しない)」、「他社がやらないものを開発する」、「(製造はしないが)新製品企画を行う」、「回収手段としてワンストップで多くの商品を扱う」、「IT技術を駆使して効率化する」などなど。

漫然と経営するのではなく、やらないこと、やることをはっきりさせることが大事だ。そうすればベクトルも揃ってくるし、「筋が良い話」とそうでないものが自ずと分かってくる。

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