社長ブログ

社長フィロソフィー日記

チャンスのミスは二点分

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春になってから休み中は母校の水球を観に行くことも多くなってきた。この時期はシーズン本格化の時期で、なるべく多くのチームと練習試合をする良い機会だ。

母校のチームは長らく低迷気味で、インターハイ、国体といったいわゆる全国大会には近年出場できていない。様々な要因があるだろうが、今年は久々にメンバーや指導者が充実し、希望の持てる年になりそうである。

で他校との練習試合を観ていて改めて思ったのだが(そして試合後に選手にも話をした)、「チャンスでのミスは二点分の失態である」ということだ。カウンターアタックをして味方選手が数的有利を作って必死に泳いでいる時に、イージーなパスミスをしてしまう。攻守が入れ替わって逆に相手に得点を決められてしまうケースだ。一見なんでもない、不注意に近い基本的なミスなのだが、「得点チャンスを潰した」ということで一点マイナス、「逆に相手にイージーなチャンスを与えて決められてしまった」ということでもう一点マイナス、合計二点分不利な結果をもたらしてしまう。

この二点を取り返すためには、素晴らしいシュートを決めるだけでは単に一点分しか取り返したことにならない。シュートを二回決めて(しかもその間相手には点を決めさせないで)やっとチャラになる勘定である。従ってイージーなミスをする位なら、単にチャンスを活かせない方がまだまし、ボールを持ってじっとしていた方がましって話である。水球は二桁得点くらいしか入らないから(例えば10対5とか)、二点と言えばとても大きい。4クウォーターでこういったミスを1回ずつすればそれだけで得点差8点分のマイナス、すなわち絶対に勝てることはない。

これは仕事でも同じ、前に一歩進むところがバカなミスを犯し、逆に競合にしてやられてしまうことは、プラスマイナスで二点分の失態ということ、会社カルチャーとしても「チャンスは必ず決め切る」ということを徹底していきたいと思います。

掛川マラソン参加!

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遅くなりましたが、先週の日曜日、半年一回恒例のマラソン、社員14人と掛川に行ってまいりました。木曜日の段階でくるぶしの下辺りに激痛があって歩くのも困難なほどのピンチに陥り、東京出張中だったので近くの整骨医に駆け込んでマッサージしてもらってところ痛みが和らぎ(でもマラソンはドクターストップ)、翌日はヨガで整体、土曜日に掛川に移動してテーピングしてテニス(!)したら意外に大丈夫でした。で、調子に乗ってマラソン参加したら、30キロまでは自己ベストを上回るペース、しかしやはり練習不足で失速して残り10キロは歩いたり走ったりで結局4時間11分でした(社内順位3位。まあまあの結果)。

で、教訓。第一に、やはりマラソンは30キロから。30キロまでは如何に省エネでしかしスピードに乗って走れるかが勝負になります。省エネで走れる範囲での「最高のスピード」というのがおそらくあって、息を切らさず頑張らず、重力を利用しながら脚に負担を掛けずにスピードに乗れるかという「技術」が重要。これは練習して自分なりのフォームを獲得するしかない。

第二にやはり体重管理が重要。今回はマラソンを走るには2、3キロ重過ぎた印象でしたが、体重1キロあたり脚の限界が5キロは伸びると思います。僕の場合残り10キロで限界だったので、後2キロ痩せていれば走り切れた(自己ベストが出た)と思われる。

第三に、身体の痛みは当てにならない。故障は練習からくる「全身の疲れ、強張り」からくることが多くて、局部的な痛みの様に見えて整体などで全身が緩めば痛みも和らぐことがあり得る。僕の場合は準備体操も終わった後のストレッチも全くしなかったのがよくなかったので、(若くもないので)身体のケアが必要だってことです。

第四に、天候、特に気温に大きく左右されます。この日の掛川は曇りで時折小雨が降る天気で20度弱、マラソンには絶好のコンディションだったと思います。そのおかげで脱水症状にもならず、(途中までは)気持ちよく走れた訳ですが、本番の恒例の那覇(12月)では25度くらいにも暑くなるので、これはこれで難題(解決策もない)。 

第五に、前日テニスを二時間もしてはいけない。これは当たり前ですね。8千人くらい参加したマラソン大会でしたが、ラケット持参で来たのは僕らくらいです。これは反省(またやると思うけど)。

という訳で次は、12月の那覇。また暑い季節に頑張って練習します。 

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