付加価値が高い仕事の仕方
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付加価値の高い仕事をするためには、結局創造的な仕事をするしかない。
創造的仕事の反対語は定型業務で、事務的な仕事、情報を右から左に伝達する仕事、ある程度の判断は伴うが定型に近い仕事などが含まれる。定型業務はより安いコストの人に任せた方が経済的だし、それは国内外の労働者を問わない。デジタル化できる種類のもの(入力作業、プログラミング、会計、設計、翻訳、簡単なデザインなども)は海外の質が高くて安い労働者にアウトソースされるし、物理的作業を伴うものもロボット技術の進化により、辛い仕事は人間よりも機械が行うようになるだろう(その過程で人間の賃金は下がっていく)。
昭和の時代はIT技術もなかったから、社長の方針を部下に伝えてまとめるだけの中間管理職が必要だったかもしれないが、今はリーダーが100人程度の動きはオンライン上で把握できる。10人リーダーがいれば1000人規模の企業は運営できるということだ。リーダーの下にいる部下にしても、定型業務だとその会社にその仕事すら残らないから(アウトソースされる)、付加価値を高めようとすれば、非定型の仕事、つまり創造的であったり、仕組みを作ったり、今までアウトソースできていなかった業務の仕様を決めてアウトソースして自社の付加価値を高めたり、思いつきでもいいから自分のアイデアを形にして提案したりする仕事が求められる。「こんなこと言われたんですが社長どう思いますか?」というのは自分に付加価値がないことを自ら言っている様なもので、「こんな状況だから(と分析し)こうした方が良い(と解決案を出す)」というのが正しい、付加価値の高い仕事だと思う。
当社の様に少数精鋭で効率的な経営を行いたいと考えている会社では、常に頭を使って創造的な仕事をして欲しいと思う。頭は疲れるけど、頭は筋肉と同じで使えば使うほど鍛えられていく。あ、そうそう、そろそろマラソンなので筋肉も鍛えないと。