社長ブログ

社長フィロソフィー日記

掛川マラソン参加

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半年に一回の当社の恒例行事であるフルマラソン、今回は10人の参加で掛川新茶マラソンに参加して来た。二日前までロンドン出張、翌日移動で一泊してマラソンという強行スケジュールだったにも関わらず、6年目12回目のマラソンにして初めて4時間を切ることが出来て(3時間56分)大変嬉しい大会となった。
でなにが良かったんだろうと考えると以下の点かなと思う。(1)体重コントロールのお陰で身体がそんなに重くなかったこと、(2)直前が出張で一週間は全く走らずに脚を休められたこと、(3)気温がそれ程上がらなかった、(4)給水がうまくいった、(5)走るフォームを変えたお陰で八割の力でスピードが上がったこと。
良い結果が出る時は総てがうまく噛み合っている。結果論としてそうなのだけど、常にうまくいくためには、うまくいった要因をノウハウ化、パターン化していって常にそれを再現出来る様にすることが大切だ。「勝ちパターン」を確立するとはこういうことだろう。上記要因の中では「(3)気温」だけが外部要因だけど、それも「(3)’気温が高くない時期の大会を選ぶ」ことでコントロール可能な要因に変えることが出来る。
また一番大事な要因は勿論、マラソンを始めて12回目に至るまで、「(6)しつこく諦めずに挑戦し続けたこと」だ。まだまだ練習量も取り組み方も素人の甘いものなのだけど、何はともあれ毎月100キロ以上走って体重を気にして、半年に一回社員共々大会に参加し続けるという「しつこさ」が一番良かったかも。
勿論これは経営も同じ、試行錯誤し、しつこく諦めず、そして「勝ちパターン」を見つけることが大事で、なんでもやっぱり同じだなあと思った次第です。はい、4時間切ってご機嫌なだけです。

限界を超える?

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限界に挑戦すると良く言うけれど、何が限界と言うかは気をつける必要がある。フルマラソンに挑戦し、自分の限界を超えるとか言って30キロ辺りからヘロヘロになりながら、死ぬ気で頑張ってようやくゴールする。これは「限界を超えた」と見るかは微妙だ。だって確かにしんどいことをしたには違いないが、そのしんどさは単なる練習不足から来るものだから。
素人でも「限界に挑戦する」とか言うなら、少なくとも半年位は毎日1時間10キロくらい練習して、それで当日も頑張って走って初めて「限界」とか「精一杯努力して」と言えると思う。走るのが専門であればこれが毎日30キロとか40キロになるんだろうけど、働きながら「限界まで努力する」とはその半分以下としても、やっぱり相当努力の余地がある。
必死で頑張ったのに目の前の顧客を説得出来なかったとして、それはその時頑張っただけで明らかに準備不足ってこともよくある。テストの日にだけ頭を振り絞っても「限界まで頑張った」ことにはならない。1年くらい必死でひたすら勉強して当然その日も必死で頑張って、「精一杯努力した」と言えるしそれでも「限界」とは言わない。人の限界はずっと遥か彼方にあるし、軽々しく「限界」なんて言葉を使うのもはばかられる位、遠くにあるものだ。
会社経営も同じ、普通の努力で普通のことをしていて経営がうまくいかないと嘆くのは、普段からジョギングくらいしかしていないのに、フルマラソンで3時間切りたいと言っている様なもの。稲盛さんも「誰にも負けない努力」を経営哲学で教えている(稲盛さんの言う、「誰にも負けない努力」は本当に尋常じゃないけど)。
という訳で、勝手に「限界」なんか作らないで、凡人はひたすら努力あるのみです。頑張ろうっと。

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