社長ブログ

社長フィロソフィー日記

臥薪嘗胆

カテゴリー: カテゴリ未分類

昨晩はワールドカップのカメルーン戦で盛り上がったと思う.我が家でも小学生の子供たちが前半まで観戦,今日は眠たそうに学校に向かっていった.

華やかなワールドカップの報道の中で,目を引いた記事があった.「三浦カズ,W杯を『封印』し宮古島へ」というものである.カズは先月太股を負傷した.そのリハビリとトレーニングのために,チーム練習に参加する形で宮古島へ行ったというのだ.

中山や宮本など,昔活躍した選手は今回のW杯報道で解説などでテレビに引っ張りだこである.当然カズにも声が掛っただろう.でもそれらを断って自身のリハビリを優先させた訳である.

カズはワールドカップに出ていない.日本は出場したのに,彼は直前に当時の岡田監督に外されてフランスから無言で帰国した.何の因果かまた代表監督を務める岡田監督にも,まだわだかまりがあるのかも知れない.それにしても大御所をきどることなく本気で代表復帰を目指して練習しようとする姿勢,自身出場していないW杯で嬉しそうに解説などしていられないという悔しさ,43歳で怪我をしてもまだやろうとする気概,常に順風満帆とはいかない我々ビジネスマンも学ぶところがあると思う.

人間は調子のよい時よりも悪い時にその人間性が問われると思う.会社もそう,業績が良い時はいけいけで周りもちやほやするものだが,そんな時にもしっかりと地面に足をつけて,「やるべきことをやる」と言う一点で仕事に当たりたいと思う.

PAGE TOP