社長ブログ

社長フィロソフィー日記

後はお金を出すだけ。

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会社経営において、お金が足らないことが主要な問題になっていることはむしろ少ないと思う。万年赤字会社ならともかく、少しでも黒字を出しているまともな会社なら経営自体は十分回っているはずだから、お金がなくて何も出来ないってことは多分ない。

それよりも「上司の物わかりが悪い」、「部下が働かない」、「企画が通らない」、「本社の意向に逆らえない」、「情報が共有されていない」、「意思決定が遅い」などの組織上の問題を抱えるところの方が多いだろう。それに知恵を出す会社カルチャーがないことが問題かもしれない。

逆に言うと、課題というか決断しないといけないのは「それにそれだけのお金を使うかどうか」ということだけ、他のことは総てうまくいっている状況というのはとても楽だ。情報は共有され、知恵が出され、皆が一致団結して素早く動ける状態で、後は100万円とか1000万円とか、必要なお金を支出するか否かだけを判断しないといけないというのであれば、経営者は自社のバランスシートの状況、またそれが方向性にあっているかだけを考慮して素早く決断を下せば良い。だからこういう会社はとても素早い。

当社もだんだん素早くなってきていて、「後はお金を出すだけ」状態の案件がいくつも走っている。成果が見えるのも早いし、こうやってビジネス展開が加速していくのって気持ち良いものですね。 

礼儀正しい国民性

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日本人はつくづく礼儀正しい国民だと思う。先日スターバックスに行ったらお客さんがカップごとコーヒーを床にぶちまけてしまった。当然周りのお客さんの荷物やら服やらにコーヒーの雫が飛び散ったと思われるのだが、被害者のお客さんからは「大丈夫です、全然大丈夫の合唱。

高級ブティックではどちらがお客さんか分からないほどの接客のされ方、散髪に行っても顧客の方が「どうもありがとうさまです」と丁寧にお礼を言って帰る。レストランでもリゾートホテルなんかでもかなりお行儀良く、笑顔でそこの従業員に接する人たちも多い。日本はいわゆる平等社会で、サービスを提供する側もされる側もそれなりの同じ階級、世界中でもこんな国民は珍しいと思う。普通の国だと、サービスを提供される側がここまで謙って(へりくだって)まで見える対応はしない。

逆に言うとこういう日本でビジネスを展開出来る我々は幸福だ。ビジネスの基本として「顧客を選ぶ」というがあるが、日本では、顧客は既にかなりの程度選ばれているとも言える。

当社もお客さんにはかなり恵まれている。しかしそれに甘えてばっかりだと駄目なので、気を引き締めていきたいと思います。 

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