社長ブログ

社長フィロソフィー日記

目の前の担当者に負けてはいけない

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GWを返上して東北支援に行っている社員の報告があった。どうも行政の担当者が協力的でなくて、結構現場で振り回されている状況である。

やはり東北の閉鎖的な文化の影響だろうか、外部からいきなり「助けてあげますよ」という姿勢ではなかなか受け入れられない。都会人からすると助けようとしているのだからどうして断ったり、受け入れに消極的になるのか分からないが、それが文化(の違い)というものだろう。

 それはそれとして「被災者を助ける」という目標からはぶれてはいけない。目の前の担当者はテンパっていて余裕がなくてイライラしていて、多くは自分の家族や親戚も亡くなってしまっているかもしれない普通の人間である。この一ヶ月間休みも殆どなく働いている人にナイスな対応を求める方が酷かもしれない。

大事なのは、目の前の担当者の態度にもめげず、なんとかして被災者に支援が届く様にする執念だと思う。担当者が不親切であることによって本来届くはずの支援が届かない人たちは本当に不運だ。それが不運になってしまわない様に、現場の支援者はあらゆる障害を乗り越えて支援者にたどり着かねばならない。

当社の社員ならそんなの軽く越えてくれるだろう。ぶれることなく、障害を越えて頑張ってください。 

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