スナップショットでは何も進まない
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よく会議をする会社では、いわゆる「市場のスナップショット」を撮ることに熱心になってしまうことが多い。「こういう市場環境で、何事も何かと難しいんですよ」と評論はするのだけど、評論は評論であって、いわゆる静的分析だから、動的な企業活動にはそれ自体はあまり役に立たない。
企業活動はダイナミックなものであるべきで、要するに「何かをやってみてその結果を瞬時に捉えて反応する」運動みたいなものである。やってみないと分からないし、あれこれ静的分析を加える暇があったら、小さくても何かをやってみて、「こうなったんで次はこうします」というのを如何に高速で回すことが出来るかが勝負になる。
楽天の社訓的なものはそれをうまく表してある。
1. 常に改善、常に前進
2. Professionalismの徹底
3. 仮説→実行→検証→仕組化
4. 顧客満足の最大化
5. スピード!!スピード!!スピード!!
考えながら(仮説)、実行し、反応を見て(検証)、改善する、そのサイクルを高速で回す(スピート!)というものだ。決してスナップショットを撮ることに満足はしていないからこそ、短期間であれだけの企業連合になっている。
当社も成長の踊り場に来ている様で、更なる成長を続けるには、立ち止まらず、ひたすらスピード感を持って経営に当たらないといけないと思います。