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社長フィロソフィー日記

とくしまマラソン参加!

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昨日は僕の46歳の誕生日で、自分へのご褒美というわけではないけれど、震災の影響で4月からの延期になっていた「とくしまマラソン」に参加してきた。

 とくしまマラソンは市をあげて盛り上げている大会で、沿道にはずっと応援が途切れず、エイドも充実していたし阿波おどりをやっていたり、街も物産展や屋台などでお祭り気分で楽しかった。

マラソンの結果は来月の那覇マラソンの練習という位置づけで予定通りの4時間42分。これも予想通りで30キロで脚が終わってしまった。普段から長い距離を練習していないので、ある程度の距離を走ると脚が持たなくなってしまう。

30キロを越えてからは、「終わった脚で走る続けることが鍛錬になる」と思って、スピードが遅くなっても歩かないことを心がけた。それでも脚のあちこちが痛くなってくるから、エイドでは止まりストレッチをしたりコールドスプレーをかけたりして誤魔化しながら1キロずつ進んでいった。

収穫と言えば今回はナイキフリーランを履いて走ったことだ。最近「裸足ランニング」というものに凝っていて、なるべく底が薄くてクッションのない靴で練習している。踵から着地するのではなく、なるべく足裏の前の方で着地する。そうすることで脚に負担のない走り方が身につくというものだ。実際今回も脚は痛かったけれど、身体は全然疲れなかった。結構ずっと笑顔で走れたと思う。

教訓としては、やはり42キロ走るには、脚が消耗した状態で練習しないと意味が無いということだ。30キロからの辛さを克服するには、30キロ経過した時の脚の状態を想定して準備すべきだ。これは実は他のスポーツでも同じだと思う。サッカーでシュートの練習をするのにフリーでいくらやっても駄目だ。しっかりとディフェンスが付いて、しかも自軍のゴールから全力で走って息が上がった悪い状態(つまり普通の状態)で行わないといけない。

もちろん仕事も同じ。仕事には練習はなくていつも本番だけれども、朝から晩まで忙しい状態、寝不足な状態、競合相手と争っている状態、他の仕事と重なっている状態が「普通の状態」であるから、そこでパフォーマンスを発揮出来ねばならないだろう。

今回のマラソン参加は誕生日を祝うべき、良い機会でした。来年4月20日にまたマラソンなので、社員を誘って出ようかなとも思います。

スナップショットでは何も進まない

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よく会議をする会社では、いわゆる「市場のスナップショット」を撮ることに熱心になってしまうことが多い。「こういう市場環境で、何事も何かと難しいんですよ」と評論はするのだけど、評論は評論であって、いわゆる静的分析だから、動的な企業活動にはそれ自体はあまり役に立たない。

企業活動はダイナミックなものであるべきで、要するに「何かをやってみてその結果を瞬時に捉えて反応する」運動みたいなものである。やってみないと分からないし、あれこれ静的分析を加える暇があったら、小さくても何かをやってみて、「こうなったんで次はこうします」というのを如何に高速で回すことが出来るかが勝負になる。

楽天の社訓的なものはそれをうまく表してある。

1. 常に改善、常に前進
2. Professionalismの徹底
3. 仮説→実行→検証→仕組化
4. 顧客満足の最大化
5. スピード!!スピード!!スピード!!

考えながら(仮説)、実行し、反応を見て(検証)、改善する、そのサイクルを高速で回す(スピート!)というものだ。決してスナップショットを撮ることに満足はしていないからこそ、短期間であれだけの企業連合になっている。

当社も成長の踊り場に来ている様で、更なる成長を続けるには、立ち止まらず、ひたすらスピード感を持って経営に当たらないといけないと思います。

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