仕事とは何か (2)
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当社にとって「仕事とは何か」を考えると、端的に言って「他の誰もが出来ない、思いつかない、やっていないことをやって社会貢献し、かつ高収益を目指すこと」となる。「仕事」と聞けば決まったことを毎日、決まった様にやる、生活の手段の様に捉えられる場合もあるけれど、それはそれで大切なことだと思うしそれがなければ社会は回っていかないけれど、同じことを同じ考えで毎日繰り返していたら進歩はないと思う。そして当社の場合は、それは「怠慢」でさえある。
毎日同じ場所を掃除していても、端から掃くのか真ん中からか、洗浄剤を使うのか何を使うのか、道具は何を使ったら良いか、誰がやったら方が良いか、シフトはどうするかなど、工夫の余地は幾らでもある。システム(仕組み)にして効率的なやり方を考えれれば、それは他の現場で活かせるし、もしかしたら新しい清掃方法として他社にも販売、全国FC展開なんかも出来るかもしれない。
毎朝起きて、車に乗り込み、顧客のところに移動して1時間程商談する、それを一日4、5件回って月末に数字が出て来て褒められたりハッパをかけられたりするだけの営業活動は、それを10年やってたんじゃあ(たとえ売り上げが上がっていても)進歩がない、怠慢だと思う。
そうすると当社の仕事は何かと考えると、他社が出来ないかつ社会が必要としていて当社しか出来ないことがあるなら、それを求めてひたすら知恵を絞り、仕組みを作り、少人数でそれを実現していくことだ。毎日同じことをやって汗をかいて満足しているだけでは駄目だ。汗をかかないとみえてこないことがあるから、汗はかけば良い。でもずっと「いい汗かいてすっきり」している様であれば全然駄目、常に「自分の仕事はどういう意味があって、それは自分しか出来ないことなのか、もっと大きな枠組みで仕組み化して、10人分100人分のインパクトを与えられないのか」を追求していかねばならない。
という訳で当社は汗をかきながら、頭の汗もかきながらがんばります。