社長ブログ

社長フィロソフィー日記

勝てる喧嘩

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最近日韓や日中の関係が悪化して来ている。特に領土問題が焦点にあるのだけど、問題は竹島とか尖閣諸島の領有権にだけあるのではなくて、喧嘩を売られている状況にあると思う。喧嘩を吹っかけるというのは、相手に勝てると思っている時、相手との関係が悪くなっても良いと考えている時である。誰も最初から負けると分かっている喧嘩は最初からしないし、仲良くやっていきたい、この人に嫌われたら困る相手に相手が失礼と思うことはわざわざ行わない。韓国や中国が日本にとって挑発的な行為をとるということは、要するに日本との関係は悪化しても自国には大した影響がないし(韓中、もしくは韓米、米中関係が大事)、戦って勝てる相手と考えている結果だと思う。
成功しそうな事業しかやらない(だから自社の強みを冷静に考えて勝てる手を打つ)、入るシュートしかうたない(だから事前のポジショニングやシュートのうまさが大切)というのは基本である。逆に言うと新規事業に乗り出す、シュートをうつというのはかなりの自信の現れだと考えて良い。
こうやって隣国から喧嘩を売られ、シュートをうたれ、ライバル会社が自社を狙ってどんどん仕掛けてくる状況は大変良くない。要するに自分が弱いからそうなっているだけのことである。ナショナリスティックにあいつらはけしからんと言っても始まらない。国力を上げ、自社を強くし、試合にも勝てるチーム作りをしないとこの風潮は収まらないと思う。

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