社長ブログ

社長フィロソフィー日記

マンパワーが足らない

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当社は少数精鋭で(少数は確か、精鋭かどうかは評価が分かれる?)、頑張って来ていて、今月決算を迎える今期も過去最高の成績を更新することが出来そうだ。今年は41期なので未だに緩やかだけど成長中の企業と言えると思う。僕が社長に就任して14年が経過することになるのだけど、あっと言う間というか、毎年少しずつ違うことを始めて今では当時とは全く様相の異なる会社になってしまった(良い意味で)。
幸運なことに業績も安定し効率的経営で利益水準も悪くないので、近年は新規事業に取り組んでいる。すぐに収益が上げられるモデルではないのだが、当社の立ち位置として必ずやらねばならないこと、今の時代に必要なインフラ作りに取り組んでいる意気込みである。
ここで問題になってきたのが人材不足である。適した人材はいるのだけどいかんせん、頭数が足らない。折角尖ったサービスや製品を考えて採用されるのだが、マンパワーが足らないので横展開や深堀がやり切れていない。自ら作り出したチャンスは目の前にあって後はシュートするだけの無人のゴールなのに、それがやり切れるマンパワーが足らないのだ。
とは言っても猫の手も借りたいということはしたくない。基本的には今いる社員の平均以上、というかトップスリーに入る位の事業を引っ張る能力のある人でないと、反って話しがややこしくなってしまう。この点提携やら共同開発やらで外部リソースも活用してやってきているのだが、出来れば当社のメンバーとして活躍してくれる人たちを探し出さないといけない。募集したい社員像は簡単で、
1.頭が良くて柔らかい人(出来れば僕より)、
2.明るく前向きな人、
3.フルマラソン走れる(走る意欲のある)人、
4.専門は問わない(というか必ず専門以外のことをやることになる)、
というだけです(優先順位は以上の通り)。誰かご紹介ください。

平均余命を決める因子

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先日、健康に関する講演を聴く機会があった。京大の森谷先生という予防医学が専門の方で、吉本興業顔負けの熱演でやたらに面白かった。
その中で「平均余命(ある年齢の人が後何年生きれるか)と一番関係のある因子は何か」と質問があった。数万人規模で追跡調査の結果判明した科学的事実で、アメリカの医学誌論文にもなっている有名な話しだそうだ。普通考えると、血圧とか食生活(塩分摂取量?)、肥満度、遺伝的な要素が頭に浮かぶ。しかし、平均余命を最も正確に関連付けられるのは、なんと、「歩く速さ」であった。速く歩くということはその分筋肉が発達しているということだ。そして速く歩けば心拍数が上がり、運動にもなる。運動をすることが健康になる、一番の特効薬であるというのが先生の主張であった。
日本人の平均摂取カロリーは戦後、徐々に上がり、昭和50年代をピークに今度は(ダイエットブームを背景に)下がり続けているらしい。最近ではなんと、戦後1年目の昭和21年よりも摂取カロリーが下になっているとのことだ。それでも肥満率は上がり続けている。つまり、食べてないのに太るということは、それだけ運動が足りていないということである。先生は一日に3000キロカロリーも食べて体脂肪率は10%以下の60代である。それだけいつも常にちょこまかと動いている。面白かったのは、老人を電車やバスでみたら、決して席を譲ってはいけないとのこと。運動しないと筋肉が衰えて老化が進む。老化を進ませないためには席を譲らず立てせるのが敬老だってことらしい。
会社の成績や平均余命を予測するのに一番良い因子はなんだろうか?もしかしてマラソン参加率?それなら当社は結構一番良い数字かも(正社員のマラソン参加率6割。事務系を除くと8割)。

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