社長ブログ

社長フィロソフィー日記

掛川新茶マラソン参加!

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この週末は、年二回の高齢行事(恒例行事のミスタイプだけど、面白いのでそのままに)であるフルマラソンに参加して来た。今回は当社から12名の参加で、マラソン前日はゴルフやテニスで身体慣らし?をして、いつも通り前夜祭をやってのスタートである。
今回は練習の位置づけだったので気楽にスタートしたが、意外といけそうな気がしたので慎重ながらも4時間ペースで快調に走れた。練習ではキロ6分でも割合しんどくて7、8キロでもういいやとなるのだが、不思議なことに本番では5分半くらいで走っても全然速いという感じなければ10キロ走っても何ともない。結局ハーフはちょうど良い1時間58分くらい、お、これはもしかして4時間切れるかな(昨年は3時間58分だった)と思っているうちに案の定30キロを越えてから怪しくなり、37キロで失速して後はちょっとガタガタをなんとか踏ん張り、最終的には4時間8分のまあまあかなの記録でした。それでも目標にしていたキロ6分平均を少し割って、平均5分53秒だったのは良かったかな。
練習だとたいしたこともないのにすぐにしんどくなる、しかも距離も10キロくらいが限界なのに、本番では少なくとも30キロまで5分30秒そこそこのタイムで走れるのはどうしたことだろうといつも思う。やはりマラソンがしんどいのは「気のせい」で、おそらくさぼりたい頭が「しんどい」と身体を騙しているのにちがいないと思える。本番ではもうやるしかない、42キロ走りきるまでは止めれないと分かっているから、身体に「しんどい」と思わせるよりも「しんどくない」と思わせる方が理にかなっているのだろう。
多分仕事も同じことで、いつでも止めれるどうでもいいやと思うとたちまちしんどくなるし、レベルの低いアウトプットしか得られない。逆にもう逃げ道もなく、レベルの高いパフォーマンスを出すしかない場面では、脳は自分を騙して最高のパフォーマンスを発揮されるものだと思う(で、しかもしんどくない)。なので楽な仕事ほどしんどく感じられ、レベルの高い仕事は疲れないってのが、仕事に対する実感じゃないかと思う。
さて次は12月の那覇マラソンだ。僕は暑い時に走るのが苦手なので、夏の間に頑張って走って暑さに慣れておくことにしたい。昨日走り終わったばかりだけど、懲りずにまた次回に向けて頑張ります。

勝負にこだわる

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スポーツをしていると、「美学に徹するか」か「勝負に徹するか」か、人によってこだわりが異なることがよくある。「美学に徹する」のは、たとえば日本柔道の様なものだ。美しく立ち、正々堂々と一本勝ちを狙う。逃げ回ったり時間稼ぎをすることなく、奇麗な立ち技で一本勝ちを狙う柔道である。対して「勝負に徹する柔道」とは、柔道を純粋な勝ち負けを争うスポーツと見做し、効果を積み重ね、ポイントで優勢な時にはリスクを犯さず時間切れ勝利を狙う柔道のことである。
どちらが正しいかは判らない。スポーツの目的、その人にとっての目的や理想が異なるから、どちらが正しいとは言えないと思う。僕の場合は(体格的に一流とは言えないからだろうが)どっちかと言うと勝負にこだわる方だと思う。チームの戦力が低かろうと、素晴らしいシュートを決める選手がいなくても、泥臭くても良いから必死に知恵を絞って戦って、結果として勝って少しでも勝ち残ることを目指していたと思う。僕自身もどちらかと言うと泥臭くて、華麗なシュートを一試合に一本決めるタイプではなく、打てば必ず入るシュートを数本地味に得点し、相手の主力選手をこれまた地味に抑え込むタイプだったと思う。自チームの弱いところを予想して早めに動いて補い、相手の弱点を見抜いてピンポイントで突いて最小限の努力で得点する選手だった(嫌なタイプだなあ)。結局目指していたのは全国大会出場、そして強豪の中で、進学校で体力にも経験にも劣る自分のチームが如何に勝つかが目的で、美しく華麗なシュートを決める、圧倒的なパワーでねじ伏せるなんて目指しても出来ない、だから最初から目指さないってことだったと思う。
経営も同じ様な感じがする。仕事はもちろん、提供するサービスや商品に欠陥はあってはならないのだが、過剰に品質に拘って小さく考えるよりも、常に発展途上と知りながら高い目標を掲げて、なんとか辻褄を合わせて勝ちに徹するのが経営じゃないかと思う。目の前のサービスや商品に情熱を持ちつつもひたすら拘ってしまうのは職人の美学で、経営者なら同時に「ではどうやって勝つか、どうやって大きく勝つか」を念頭に時には背伸びした目標にチャレンジしないといけない。泥臭くても勝ちを重ねることで、企業は社会的責任をより果たすことが出来るし、より多くの顧客を幸せにし、社員に物心両面の幸せを提供することが出来る。経営者は自分の美学に拘るのも良いのだけど、同時に企業としての発展、社員の物心両面の幸せ、そして社会貢献を考えないといけないと思う。そのためには多少格好悪くとも勝ち続けることが必要だってことだ。
ということでこれからも泥臭く勝負に拘って頑張りたいと思います。

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