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社長フィロソフィー日記

シンクロニシティー

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シンクロニシティーとは、「意味のある偶然の一致」のことで専門用語では「共時性」と言うらしい。
僕もたまにあるのだが、あの人に連絡しないといけないなと考えていると山手線の電車の目の前に座っていたり、何年も会っていない人のことを思い出しているとちょうどその人から電話がかかってきたり、母校の屋内プールの温水化をずっと考えていたら、たまたま新幹線の中で出会った友人の連れが、まさにその設備を販売している会社の社長であったり、この手の「偶然」「奇遇」は僕にはとてもよくあることだ。
またシンクロニシティーは、「同じ様なことが並行して生ずる」意味もあると思う。これは良くない事例だが、当社が仕入れて販売する商品の不良が出てしまって必死に対応していたら、別の商品で同じ様な事例が出てしまう。先の事例で十分勉強して苦労した経験があるから、もちろん二度目はよりきちんと対応出来るのだけど、こういう事例って滅多に起こらないくせに、起こるときは次々と起こるのも不思議なものだ。
良い偶然も起こるし、悪いことも重なる。もしかしたら気がつかないところで潜在意識がそれらの事例を引き寄せているのかもしれないし、見えない問題点が臨界点に達して(例えば検品体制の不備)、表面上は次々と「たまたま」不運が重なっている様に見えるということなのかもしれない。
良い偶然を起こすにはどうすれば良いか?おそらく潜在意識に達するまでに強い願望を抱き、周りを見回してアンテナを立てること。正しい強い願望を抱けば、共鳴してくれる人も出て来るし、一見偶然に見えることでももしかしたら必然と言えるくらいの確率になってくるのだろう。という訳で、正しいことを行って、良きシンクロニシティーを起こしていきたいと思います。

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