社長ブログ

社長フィロソフィー日記

仕事のやり方 (2)

カテゴリー: カテゴリ未分類

当社はチームで動いているが、チームが有効に機能するためには前提がある。それは各担当者が、全体を捉え、先を読み、その都度確実に正しい判断をしていき、それを共有していくということだ。一人一人が全体を踏まえて自分の役割をしっかり果たせば、組織として人数以上の効果を発揮することができる。一人一人が自分の役割の枠を超えて全体を踏まえて自分の仕事をして、日報システムなどを通じて共有しておけば、上司も要らないし会議も必要ない。サッカーでも試合が始まってしまえば、ミーティングや監督の出番はなし、一人一人が自分で判断し自分の責任をしっかり果たした時に、チームとしても機能していく。

チームだからと言って、誰かがサボっていたり頼りにならないことをしていると、個人の集まりよりも悪いことになってしまう。他のメンバーはその人の仕事がしっかりなされていることを前提に動くのに、その前提が崩れればドミノ倒しの様に悪影響が連鎖してしまうからだ。パスが来ると思ってスペースに走り込んだ瞬間に、逆に相手にボールを奪われてカウンターを食らう様なものである。頼れる人が頼れなかったりすると、他の人がカバーに回らざるを得なくなり、そうするとまた次の人が助けに行った人をカバーして、とどんどんマークがずれてきてしまう。

この日までにこの仕事をすると決めれば、必ずかなり完成度の高いものを仕上げなければならない。チームで動いているからこそ、良くも悪くも個人のパフォーマンスが全体に影響してしまうから。ということで、よろしくお願いします。 

PAGE TOP