社長ブログ

社長フィロソフィー日記

全体像を考える

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経営者としとして大事な(というかほぼ唯一の)仕事は、「会社が儲かって社会に貢献できる仕組み」を考え出すことだと思う。目の前の仕事(業務?)をひたすら行うだけでは一人分の成果しか生み出せないが、仕組みづくりがうまくいけば多くの人の努力が合わさってより大きな成果を生み出すことができる。しかも100倍の人(=100人)が関わって100倍の成果ではなくて、100倍のチームで1000も10000も成果を生み出すことも可能なのが、仕組みの面白いところである。

で、仕組みを作るにはどうすれば良いか?それは「全体像」を頭の中で描くことでヒントを得られると思う。全体像とは、狭く見るといろんな活動を行っている自社、少し広く見ると業界全体、もう少し広く見るとその産業、大きく見ると社会全体ということである。その「全体像」において自社がどのような価値を生み出しどのようにビジネスを行っているかを理解することが大事だ。プロサッカーの世界でも、その局面でのプレー、試合の流れを通した戦術、シーズンを通して結局一番多く勝つにはどうするべきか、毎年どのような選手を獲得すべきか、数年単位でどのような選手を育成すべきかという、長短の時間軸、他チームとの関係といった勢力図を頭に描いて、強いチームを作っていくというのが経営者、もしくはチームリーダーの仕事である。

こういう「全体像」を常に頭に浮かべながら、一見ボーっとしながら(本当にボーっとしている時も多いけれど)もしくは泳いだり走ったりしながら、皆をあっと言わせるビジネスモデルを考え出す経営者になりたいと思っています。 

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