社長ブログ

社長フィロソフィー日記

代わりの効かない存在

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先日地元の商店街を歩いていたら、新しい飲食店が開店していた。それなりに流行っていて結構なことなんだけど、ふと、この店の場所に以前あったお店はなんだろう?と考えてしまった。いまだに思い出せないのだが、それだけ存在感のないお店だったということだ。

なくなっても思い出して貰えない存在は辛い。だからこそ閉店して新規の店にとって代わられたということだけど、会社もそうであってはいけない。なくなっても誰も困らない、代わりが幾らでもあるような存在であっては結局「社会的存在価値」がそれほどないってことだ。自分の飯の種に頑張っているだけであって(それはそれで必要なことだが)、顧客からするとどうしてもその会社でなければならないことではない。

「御社があって当社が成り立っている」 、「いつも本当に世話になっています」、「そのサービス、製品はなくさないでください」とまで言って貰える様な存在を目指しそうなってこそ、会社の意義はあるだろうし、社員の誇りにもなる。それには本質的に優れたサービスであること、顧客から評価されること、そして代替が効かない独自のものであることが必要だ。そうなると利益も後からついてくる。当社も(そして自分自身も)そういう存在になりたいと思います。

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