社長ブログ

社長フィロソフィー日記

中途採用と仕事の説明

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最近よく、中途採用の面接をしているのだが、一つ気が付いたことがある。面接者にどんな仕事をどんな風にするのかを説明する際に、ついつい「周りを見てやるべきことを、自分の判断でやってくれれば良いです。毎日の活動は相談してくれても良いし、経費も常識的に使っても良い、自分の能力を最大限に活かして頑張ってください」とか言ってしまう。
そうすると大抵はポカンとされるか、なんとなく理解不能で固まってしまうことが多い。決められた目標とやり方の範囲内でどれだけ頑張れるか、能力を活かせるかが普通の会社だが、当社の様にニッチ分野で新規事業やR&Dを多くやっている企業では、「王道」とか「決まった道」はないのだから、「状況とその人のやる気と能力次第」で仕事内容や働き方が変わってくるのは仕方ない。
当社は定例会議もほとんど行わないし、毎日リアルタイムでスラックや自社SFAで情報共有し、情報共有している。別に書類も稟議書も要らないし、個人個人がチームの一員として、市場環境や取引先の動きを見ながら動けば良い。サッカーの試合でもルールはある程度あっても、「どんなプレーをすれば必ず点が取れるのか」なんて決まってないし、状況に応じてベストのプレーをしてくださいとしか言いようがないはずだ。
とは言え、やっぱり普通の会社の様に、「こんな風な業務範囲でこのくらい頑張ってください、評価基準は明確で、フィードバックも丁寧に行うのでキャリア的にも成長しますよ」くらいは言わないといけないのですかね。まあ言おうと思えば言えるけど。

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