高い目標を掲げ努力する
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人生の成功の秘訣は、高い目標を掲げ、誰にも負けない努力をすることだと思う。その時点において高い目標を設定して努力の末なんとか達成できれば、又次、また次と次々と高い目標を設定し、それらをクリアしていくことで素晴らしい成果をあげることになる。しかし人生はそんなにまっすぐには進まないから、必ず必死になって頑張ったけれど結果が伴わなかったという「挫折」を経験することになる。
そのような時、どう考えるべきか?挑戦せずに楽をして当然素晴らしい成果を得られないと言う結果と、高い目標を設定して努力をしたけれど結果として達成できなかった挫折、どちらが良いのだろうか。
成功した時には、息継ぐ間もなく次の挑戦が待っているから、考えている暇はない。大事なのは、結果が伴わなかった時に如何に気持ちを切り替えて、失敗にも懲りずにまた新たな高い目標に向かって努力が出来るかである。言うは簡単、しかし実行が難しい。なんせ「やってもダメだった」と言うことが実証されてしまっているから、「一生懸命努力すれば上手くいくはず」と言うのは根拠が薄い。しかし一回や二回失敗したからと言って諦めていては、思い通りの願った人生を送れるはずはない。何回失敗しても「自分は出来るのだ」と言う「根拠のない自信」が必要だ。
では、「根拠のない自信」はどこから生まれるのだろう。それは持って生まれた性格もあるだろうが、やはり子供の頃から「この子は大物なる」とか「大器晩成」とか、親や周りの人が「根拠のない賞賛」を与え「無責任な希望」を持つことが必要だろう。経済的に恵まれていなくても「貧乏」と感じず、足るを知り、むしろ「豊か」だと思える心持ち、世間的には地位がなくとも自分に矜持を持っている職業人、将来は明るいと信じることが出来る明るさ、閉塞的な周辺だけでなく世界に目を向ける視野の広さ、などに囲まれて育った人は、「根拠のない自信」を持ち易いと思う。
会社経営においては、「自社は特別な存在で、社員も働き易く、会社の将来は明るく、そして社会のためになっている」と根拠なく自信を持てる会社が強い。そうであれば多少失敗したり業績が落ちてしまっても、落ち込むことなく「また明日から頑張ろう」と思うことが出来る。何回失敗しても笑って高い目標に向かってまた頑張れる会社が、そのうち本当に成功して、成長していくのだろうと思う。