会議はだらだらで良い。
カテゴリー: 経営日記
当社の会議はいつもとてもダラダラしている。会議があるから仕方なく議題をかき集め、とりとめもなく些細なことを話し合っている。で、結論もよくわからないことも多い。
これは決して悪口を言っているのではない。当社では、スラックや独自の日報システムを通じて常に議論を行っている。何かが生じたら、それがチャンスであろうと課題であろうと直ちにオンライン上で議論が始まり、たいていはその日のうちに解決してしまう。なので、会議の日には持ち越した課題はほとんど残っていなくて、あらためて何を話したら良いかわからないような状況になっている。
会議で重要なことを決めると言う事は、逆に言うと、「予定された会議の日までその課題を議論し決定しない」と言うことだ。場合によっては、その会議では結論が出なかった課題に対して、次の会議まで考えておいてくださいと言って終わってしまう。次の会議まで期日が迫らないと大抵は考え始めることもしないから、結局はまた準備不足で会議に臨み、また結論は次の会議でと言うような先送り体質になってしまう。
やはり正しいのは、問題が生じた瞬間に議論を始めて、その場で結論を出していくことだ。来週会議だから、また来週話しましょうと言っている会社に進歩は無い。会議では、話すことないなあと言いながらダラダラしていることが正解だと思います。