社長ブログ

社長フィロソフィー日記

世界観、情熱、演出

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東北支援活動をしていて様々な人に会ったりして、本当に勉強になる。昨日はひょんなことで現代美術の分野で活躍する方に会えた。

曰く、現代美術で重要なのは、どういうメッセージを作品に込め、それを伝えるのかということです。 その作品の背景にあるストーリーが大切である。社会の変化に対して人間がどう対応するのか、大きな社会的問題に対してどう考えるのか、社会的な問題意識を一貫して持ち、それをあらゆる形の作品にして訴えるのが現代芸術である。

どういう(自分よがりでない)世界観を作品に表すのか、そして自分から溢れ出るエネルギーをどう演出するのかということが大切だ。つまり、キーワードは、「普遍的な世界観」、「溢れ出る情熱」、「作品演出」である。

この人は芸術について語っていたのだけど、僕には(勿論)ビジネスの世界でも全く同じだなあと感嘆しながら聞いていた。

(1)社会問題を解決しようとする、多くの人に共感される商品、サービスコンセプトを打ち出す。大義名分を明確にする。フィロソフィー。 

(2)圧倒的なエネルギー、努力を注ぎ込む。

(3)商品、サービスの提案の仕方を工夫する。 

そしてこの人は勿論、「才能」の重要性も語っていたから、まさしくこれは

能力×努力×考え方

という稲盛さんの方程式に通ずるところがある。 

うーん、勉強になるなあ。日頃のビジネスとは全く異なる活動に時間の9割方使っているが、それはそれで学びがあってビジネスにも活かされると思う。こちらをやればもう一方が立たずというものではない。結局話は繋がっていて、どこかで役に立つ日がやってくる。

さて来週もますます忙しい。充実した毎日を送らせてもらっています。 

長生きする食べ物

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この間、久しぶりにテレビを一瞬観たら、ネズミを使った長生き実験みたいなものをやっていた。二匹のネズミが実験室で飼われていて、実験期間は20年以上という気の長い話である。二匹のネズミは既に実験開始から20年近く経っていて、人間で言えば既に70歳を超える高齢である。

で、片方のネズミは年相応に老化が進み、毛が抜け始めて身体に皺も多くなっている。もう一方のネズミは若々しく、明らかに毛もフサフサで元気そうだ。

飼育環境は同じで、食事だけが違う。長年、違った食事をしてきたことで老化に明らかな差が出て来ているそうだ。

で、その秘密だが、食べているものが違うと思いきや、そうではない。全く同じ、ネズミ用の飼料を食べている。違いはその「量」だけである。長生きしそうなネズミは、老化の進んだネズミの「3割減」の食事を続けている。

そう、栄養のあるものを沢山食べているのではない。同じものをより「少なく」食べることで飢餓のスウィッチが入る。細胞中のDNAが目覚めて、細胞が活性化される。

飽食の時代、そしてビジネスも段々と水膨れしていく。日頃からより少なく、より質素にしていくことで、生存本能が刺激され、機敏に、そして活発に動ける様になる。

さて3割減らす自信はないけれど、1割くらいは食べる量も減らして運動もして、常に健康でありたいと思います。 

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