社長ブログ

社長フィロソフィー日記

数字にこだわる

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先日高校のクラブの役員会があって(僕はOB会の幹事長)、クラブの監督をしている後輩からの悩みの様なことを聞いていた。

僕らの高校はいわゆる公立進学校で、大阪府からも進学指導特色校という指定を受けている。そこでの生徒の評価に付いて彼はもう一つ納得がいかないようなのだ。生徒の評価に付いては、当然成績や大学進学という「数字」が重要視される。それが彼には「数字じゃないだろ」という気持ちがあるらしい。曰く、生徒の積極性、人間性、創造性みたいなものはどう評価に反映するのか、現代の社会において活躍する人材を育てるのに、数字での評価は不十分だと。

で、僕はこう答えてみた。 「数字」という結果を目標にすることは悪いことではない。むしろ社会においては結果が重要だ。幾ら必死に練習していても、結果的に勝てなければその練習には殆ど意味はない。いや逆に、結果の出なかった練習は問題がある、不十分であったとも言える。学校の成績にしても、本当にトップレベルに達せようと思うならば、それこそ普段の生活、集中力、また積極性も必要になる。勿論詰め込みで、嫌々ながら勉強する生徒もいるだろうが、目指すべきは「創造性と集中力を発揮しながら、自律心を持って高いレベルの勉強をし、そして結果も出す」ということにチャレンジすべきだ。

これは社会人でも同じこと、結果の出ない努力は努力とは言わない。しかも過程において正しく創造性を発揮したことによる結果でなければ、個人としても組織としても何十年も結果を出し続けることは出来ない。

結果にこだわり、そのために正しく努力していきたいと思います。

 

東北被災地支援

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昨日今日で、4回目の東北被災地支援に行って来た。NICCOの事業も多種多様になってきて、現在、走っているのは以下の事業である。

・防虫防疫事業(東北10都市位で水産加工工場からの腐敗物で発生しているハエの防除をやっている)
・炊き出し事業(気仙沼市民会館で500人分を毎日作っている)
・建築士による住宅安全確認事業(木耐協に協力してもらって建築士の派遣)
・消毒事業(企業ボランティアに協力してもらって被災した住宅の消毒)
学生ボランティア派遣事業(関東、関西の学生を毎週20人位送り込んで、瓦礫撤去などのお手伝い) 
・看護士派遣事業(名取市に派遣)
・心のケア事業(陸前高田市広田地区で活動)
・慰問イベント事業(タカラジェンヌOGグループに協力してもらって気仙沼、陸前高田の10カ所位で慰問活動) 
 
あれあれ、数えると8種類にもなっている。内半分(以上?)は当社の企業ボランティアが中心になって立ち上げていったものだ。今日は防疫事業の菅野くん、炊き出し事業の亀本くんが頑張っていて、僕もこの二日間は最後に上げた、来週から始まる慰問イベント事業の下見、 それと次の(!)事業である復興計画への情報収集のために帰って来たばかりである。来週はまた僕、それに菅野くんに代わって川端くん、亀本くんに代わって田之江くんが被災地に行く。
 
みんな、「仕事もこれくらい頑張ったらいいのに」 と思うくらいの活躍である。当社東京チームの川上くんが言ってた言葉が印象的だったが、「ボランティアが終わってNICCOの服を脱ぐのが嫌だった」とのこと。被災地で喜ばれる活動をする、しかも単なる肉体労働でもなく、事業立ち上げの喜びもある。
 
被災地に行っていると皆、モチベーションが上がって、更に人間的にも成長する様な気がする。同時に業績も上げなければならないし、負荷が高まるのは当然、これは人生におけるチャレンジだと捉えて、社員も僕も精一杯、支援と業績アップの二兎を追おうと思います。 

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