社長ブログ

社長フィロソフィー日記

東北被災地支援

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昨日今日で、4回目の東北被災地支援に行って来た。NICCOの事業も多種多様になってきて、現在、走っているのは以下の事業である。

・防虫防疫事業(東北10都市位で水産加工工場からの腐敗物で発生しているハエの防除をやっている)
・炊き出し事業(気仙沼市民会館で500人分を毎日作っている)
・建築士による住宅安全確認事業(木耐協に協力してもらって建築士の派遣)
・消毒事業(企業ボランティアに協力してもらって被災した住宅の消毒)
学生ボランティア派遣事業(関東、関西の学生を毎週20人位送り込んで、瓦礫撤去などのお手伝い) 
・看護士派遣事業(名取市に派遣)
・心のケア事業(陸前高田市広田地区で活動)
・慰問イベント事業(タカラジェンヌOGグループに協力してもらって気仙沼、陸前高田の10カ所位で慰問活動) 
 
あれあれ、数えると8種類にもなっている。内半分(以上?)は当社の企業ボランティアが中心になって立ち上げていったものだ。今日は防疫事業の菅野くん、炊き出し事業の亀本くんが頑張っていて、僕もこの二日間は最後に上げた、来週から始まる慰問イベント事業の下見、 それと次の(!)事業である復興計画への情報収集のために帰って来たばかりである。来週はまた僕、それに菅野くんに代わって川端くん、亀本くんに代わって田之江くんが被災地に行く。
 
みんな、「仕事もこれくらい頑張ったらいいのに」 と思うくらいの活躍である。当社東京チームの川上くんが言ってた言葉が印象的だったが、「ボランティアが終わってNICCOの服を脱ぐのが嫌だった」とのこと。被災地で喜ばれる活動をする、しかも単なる肉体労働でもなく、事業立ち上げの喜びもある。
 
被災地に行っていると皆、モチベーションが上がって、更に人間的にも成長する様な気がする。同時に業績も上げなければならないし、負荷が高まるのは当然、これは人生におけるチャレンジだと捉えて、社員も僕も精一杯、支援と業績アップの二兎を追おうと思います。 

自分でやる決意

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社会的に大きなことをなす場合に、必要なことは、まず「自分だけでもやる決意」をすることだと思う。

今回の東北震災支援にしても、被害の甚大さからするととても個人や個々の企業の手の負えることではない。しかし一つのプロジェクトが何億何十億、10年20年かかろうと、まずは「自分でやる決意」が必要だと思うのだ。

往々にして言いがちなのは「微力ながら自分、自社の出来ることをやります」、「復興という大きな目標に向かって少しでもお役に立てれば、、、」というセリフだ。でもこれでは多くの他人をも巻き込む社会的なムーブメントには繋がっていかない。誰もが主人公とは思っていないし、皆が「微力ながら」なんて言ってたら、一体誰が責任をもって一貫した大きな物事をなすのか。

だから思い切ってまずは「私が、私の会社が全部やります」と言ってみることだ。そうすればまず渦の中心が出来上がり、結果として、周りの人もしくはまだ見知らぬ人たちから必ず手が差し伸べられると思うのだ。

当社は日本国際民間協力会を通じていろんな東北支援プロジェクトに関わっている。もちろん完全なボランティアでやっている部分が大部分だけど、現地の業者さんを使ってやる大きな予算のプロジェクトも複数ある。この部分については僕の心の中ではもし予算が取れなかったら、自社負担、自己負担でもやろうと思っている。幸いこのボランティア団体を通じて多くのファンドを得ることが出来る見込みだが、そんなの確定事項ではない。どうなるか分からない。だから万が一こけたときには自社で負担する、そしてもちろんプロジェクトの企画、進行は当社が全面的に責任を持って行おうと思っている。

その意を受けて今日も当社から二名、現地入りして活躍している。「微力ながら」なんて言わずに、特に当社に専門性のある、東北被災地全域に渡る防疫ニーズを目で見て市役所とも連携して自分で拾ってきて、全部引き受けてきてください。

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