社長ブログ

社長フィロソフィー日記

ライバルと争わない

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会社経営において、「ライバル」と争うという意識は結構マイナス効果があると思っている。

まず「ライバル」の定義からしておかしい。ライバルとは誰が決めるものでもなく、結局自社が同じ業界、似た商品を扱っている他社を勝手にライバルと想定しているわけだ。「同じ業界、同じような商品」と決めてしまえば、それが自社の枠を狭めてしまうことだってある。「当社はこんなことをやって、そこからの派生でこういうこともやって。。。 」と会社はどんどん自律的に発展していくものなのに、いちいち「ライバルではやっていないのだが、、、」とか逆に「ライバルもやっているのだから、、、」とか考えていると、本当に自社に合った展開が歪められたりもする。

独立系の中小企業なら、どの他社をも真似する必要はないし、意識することすら必要ない。ひたすら顧客のニーズに応えるにはどうすれば良いか、自社の強みを活かして新商品、新規事業は展開出来ないかを考えるべきである。

「生き残るのは強者ではない、適者が生き残るのだ」という言葉があったけど、まさしくビジネスの社会もひたすら市場に適したものが発展するのであって、勝手に既定する「ライバル」を叩きのめしたものが生き残るのではないはずだ。 

ライバルを意識するのは自社に制約を課すこと、当社はひたすら精進、工夫して、「顧客の創造」 に努めたいと思う。

こつこつ、やらない

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ある雑誌に面白い記事があったのだが、どっかにいってしまった。後でゆっくりと読もうと思ってたので詳細は覚えていない。でも覚えている限り、書いてみよう。

こつこつと努力する人は決して大成しない。「こつこつと努力しています」と他人に表明することは、ある種のリスクヘッジの心理が働いている。たとえ結果的に失敗したとしても、「こつこつやってきただけだから仕方ない」とも言い訳出来るし、またそもそもその努力もこつこつと「出来る範囲」の、犠牲を払わない程度の努力でしかない。

要するに、出来ることを(継続して)やるだけなので、努力も大きな飛躍ではないし結果も予測のつく範囲内、たとえ失敗してもダメージのない範囲内ということである。

また一流のスポーツ選手が、「私はまだまだ未熟です」とか言うのは決してその人が謙虚であるからではないらしい。

一流の選手は目標が大変高い。例えばオリンピックで金メダルを取るとか言うのが最終的な目標になっている。ある人から聞いたのだが、オリンピック選手は本気で金メダルを取ると信じきって何年も練習をしているらしい。3年とか4年先のオリンピックに照準を合わせて、毎日の練習はもちろん、食べるものや睡眠時間まで、「金メダルを取るにベストか」が唯一の判断基準で生活をする。こういうのも自分が金メダルを取ることを疑いもなく、信じきっていないとできるものではない。

こういう選手たちは、自分が目指している目標に比べて、今の自分は常に「未熟」ということになる。だからこそ毎日自分を律して将来の「確実な金メダル」を疑いもせず、必要となる「並外れた努力」を続けているのだ。高い目標と今の自分とのギャップが彼らを「謙虚」に見せているとも言える。

今の自分とはかけ離れた高い目標を掲げて、将来の大成を信じきって誰にも負けない努力をすることが大切だ。間違っても、手を伸ばせば届く小さな成功を目指して「こつこつと努力」をしてはいけないのだ。 

まあこんな内容だったと思うけど、大分と僕の解釈も入ってますね。

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