コピペ時代の本質的な価値
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最近社員からの情報でびっくりしたことがある。なんと僕のブログをコピペしてあたかも自分が書いたかの様に偽っている人がいるということだ。もちろん著作権法というものがあるから、(同様にコピペされている当社の他のコンテンツも含めて)慌てて削除されるとは思うのだけど、情報がデジタルになって一瞬にしてコピーペースト、また適当に組み合わせてそれらしきものが出来上がってしまうという、怖い時代になったものである。
ネット情報を組み合わせれば、基本的な情報が集まってプレゼンなんかも簡単に作成することが出来る。だからこそ大学なんかは学生の論文の評価に大変苦労するし、オリジナルと偽物を見分けることがどんどん困難になってくる。
しかしコピペはコピペだから、何も価値を生んでいる訳ではない。簡単な検索で基本的な情報が手に入ること自体は良いことで、だからこそ、「そこから先の創造性」が大事になっているということだ。図書館に行って大量のコピーをして、やっとの事で基本的な事実や過去の研究成果などを調べてまとめることが「研究」であった時代は終わって、その大変な作業を一瞬で出来てしまうからこそ、「そこから先」が勝負となる。コピペで満足してしまえば、それは「何も価値を生んでいません」と宣言している様なもので、簡単に言うと「アホを晒している」状態であると言うことを知らねばならない。
当社はいつも、「そこまで」の事実は一瞬にして理解した上で、「そこから先」で勝負していきたいと思う。それには創造性が必要、オリジナルに拘り、人類の進歩に本当の足跡を残していきたいと思います。