社長ブログ

社長フィロソフィー日記

那覇マラソン (5)

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昨日は恒例の那覇マラソンに、会社の20名と共に参加して来た。今年で9回目の参加になる。恒例のスケジュールで、前日は到着後昼食、その後会議、夜は宴会を二次会までというメニューだ。翌朝6時に起床し9時からの本番に備えた。
昨日の那覇は102年ぶりの高温で28.2度、湿度も80%を超える暑さとなった。そのため完走率は53.2%と、スタートした26,573名の内、ゴールまでたどり着いたのは14,138名という過酷なレースでした。当社の20名の内、完走者は14名だったので(完走率70%)優秀な方かと思います。
僕も練習不足と体重を絞りきれなかったのが響いて数キロ走った時点で汗だくで身体が重く、高温なので熱中症にだけはならないように水を頻繁に体に掛けながら、目標を完走に置くことに変更、とりあえずはなんとかハーフまで行こうと決めました。ハーフまではなんとかそれなりに走れたものの後は歩いたり走ったり、水を頭から何度もかぶり、水分を頻繁に補給、途中で出会った橋本くには自動販売機でポカリスウェットを買ってもらって一気飲みしたり、それでなくても長い42キロが永遠に続きそうな感じでした。結局タイムは4時間36分(ネット)ということで、昨年よりは20分くらい遅いタイムで済みました(ベストは一昨年の3時間58分)。身体を冷やして水分補給してかつ心拍数を上げ切らない様にコントロールすれば、ああいう過酷な環境でもしんどい後半もそれなりに余裕があったように思います。
但し、参加した方々にも相当しんどかった様で、一人は完走後救護室に運ばれ点滴を打ってもらい、その日は帰れずに翌日まで静養(で回復)、もう一人は30キロ地点で突如熱中症でフラフラになってリタイヤ(完走したと思い込んでいたらしい)、かなり無理をしたんじゃないかなと思います。大ごとにはなりませんでしたが、日頃の健康管理に加え、当日の状況に応じた対応(タイムは狙わない、しんどくなったら歩く、水分は頻繁に取る)も必要だなと思います。
何と言っても凄かったのは東京の藤井くん。3時間7分で全体の76位ということでした。毎日20キロ走っているそうでマラソン翌日の今朝もそうしているはず(どこを目指してんねん?)。
マラソンは当日だけ頑張っても無理、また当日も状況に応じてフレキシブルに対応しなければならないという奥深いスポーツですね。その前に前日の宴会で飲むなという話はあるけれど。

仕事とは改善

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仕事とは、目の前の業務をただこなすだけではないと思う。目の前の業務の目的を理解し、その改善に努めるのが仕事だと思う。カフェでコーヒーを出すのが業務でも(今スタバで書いてるので)、どうやったらもっと美味しくコーヒーを作れるのか、どんな雰囲気のお店にしていけば顧客がもっと快適に過ごしてくれるか(そしてリピーターになってくれるか)などを考えることができる。
「その業務の目的・意味・意義な何なのか」をもっと考えるべきだ。目の前の仕事が事務仕事であっても(例えば発注作業)、そもそもその事務は何のためにあるのか(自社が必要とする資材を揃える、それを転売したり製造やサービスに使ったりする)、その目的のためにはその事務作業はもっとどうあるべきなのか(必要な時に必要なだけ届くようにして貰う様に交渉する、発注単位、タイミングを工夫する)、またもっと効率化するにはどうしたら良いか(発注締め切り時間を繰り上げるには?より少ない人数で作業が行える様にするには?納品を確実に手間なく確認するにはどうすれば良いか)など、幾らでも改善していくことができる。
更に、そもそも自社が顧客に提案している製品やサービスが本当に顧客のためになっているのかを疑うことも必要だと思う。安くない費用も貰って何かを提供しているとしても、もっと安く効果的にその目標を達成できる手段や、顧客にとってもっと優先順位の高いニーズがあるのなら、自社製品やサービスを押し付けるのも考えものだ。「そもそもの目標は何なのか」を考えれば、自社製品が適していなければ、提供する品目を増やさないといけないということになる。「金槌は世の中のものが全て釘に見える」という言葉があるが、釘を打つことが専門の金槌にとっては、何でもかんでも「叩く対象」に見えてくるということだ(=視野が狭く自分の価値観でしか考えられないということ)。当然、我々は「金槌」になってはいけないし、ビジネスの世界では生き残ってはいけなくなる。
組織で働く人たちに求められるのは、「与えられた仕事」の意味を考え、自分の専門性や創造力を活かして「改善していくこと、仕組みを作ること、そしてそれによって自らの仕事を作り出し、より良い社会に貢献していくこと」だと思う。今の仕事は自分の技術を活かせないとか仕事が与えられないとか言って不満を持つことは本当に「不幸な勘違い」で、もっと自分の能力や社会への役割を自覚し、能動的に目の前の業務を改善していくことが「本当の仕事」だと思います。

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