社長ブログ

社長フィロソフィー日記

経営とは?(たぶん)

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僕は経営というものに関わって20年を過ぎることになるが、この間会社は8倍程度に成長し、ゆっくりだが安定的に成長し利益を出せる会社になってきた。成長段階としては1/3程度進んだところかなと思うので、これからの中盤でギヤを上げて、更に(自分のキャリアとしては)終盤となるステージに備えたいと思う。
これまでの経験で得た僕なりの経営のコツはシンプルなものだ。究極、以下の3点ではないかと思う。
会社は社員の物心両面の充実が第一の目標で、成果は社会の役に立つものでなければならない。経営者が金持ちになるために社員は頑張る訳ではないし、社会も経営者のためにある訳ではないことを明確にする。
全部のプロセスを自社で行わないこと。製造は製造業の専門会社、ソフトウェアはソフトウェア開発会社、在庫や出荷は運送会社などそれぞれの専門分野で協力してくれるパートナーがいる。商品開発にしても、顧客が協力してくれる。自社は、どの他社でもやれない、しかもサプライチェーンの中で一番大事で難しい部分だけを行うことに徹する。一番難しいところ、つまり一番リスクも大きいところを担うのだから、他社からも顧客からも頼りにされる存在になること。
そもそも競争しないこと。自社の強みを語っている時点で、それは競合の存在を前提とし、「良いものをより安く」の競争に陥っている。自社独自の立ち位置を確立し、自社独自の価値の提供の仕方を考えて、きちんと利益が出る価格設定が出来るポジショニング重要だ。
上記の「戦略」の上位概念として、フィロソフィを大切にするという大前提がある。利他の心で経営を行うというのがそれだが、当社の経営戦略はこの「利他の心の実践」に尽きるのではと思う。利他だけで経営をやってきた結果が当社の業績だ。これからも利他の心で頑張っていきたいと思います。

忙しいは、関係ない。

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この秋は、怒涛のイベント続きであった。10月は業界のイベントがあってボストンへ(NPMA)。その後、11月6日から8日まで、FAOPMA PEST SUMMIT日本大会。この大会は、僕が15年程度関わっている害虫駆除業界のアジア連盟の年次大会だ。僕は実行委員長兼基調講演ということで、この一年弱、準備をおこなってきた。コロナ禍でリアル開催できるか、海外からの参加者が来日できるのか、見通しがつかない状況の中での準備は時に不安になることもあった。結果として、海外から500名を超える参加者、ヴァーチャルも含めて約1100名を集めての大会を、京都の地で成功裡に収めることが出来た。
その二日後の11月10日にはルーマニアへ。副理事長を務めるNICCOのウクライナ支援事業のためだ。既に40日間のパイロット事業を行い、その最終局面を見届け、次の本事業申請に繋げるためである。
羽田空港に帰国し、その翌日はForbes Japanが主催するスモールジャイアンツの決勝大会に参加した。最近は便利なもので、帰国途中の機内でプレゼン資料の打ち合わせを日本側と行えた。正直、ボストン出張、京都大会、ルーマニア出張と連続していたし、アワードには興味があまりなかったので準備不足。それでも視聴者が数百人に上ると聞いて、ちゃんとやらないとなと思い直した。アドレナリンが出て、当日は思いもかけずプレゼンは上手くいった。結果は2位だったが、良い出会いがあったりもっと会社を伸ばすべきという助言もあったりして、これも本当に実りがあった様に思う。
次のイベントは、那覇マラソンだ。多忙でほとんど練習できてないけど、タイムはともかく完走できれば大成功だと思う。社員も3年ぶりの大会で、密かに楽しみにしているのじゃないかと思う(社員25人が参加)。
忙しいのは忙しい、やるべきことはいくらでもある、でもそれは個人の理由、制約条件、言い訳であって単なる自己満足では意味がない。社会のためにはそんなことは関係ないし、やれることを粛々と(密かな情熱を燃やして)やっていくしかないですね。

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