社長ブログ

社長フィロソフィー日記

自分よりもレベルの高いものを見ることが大切

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この週末は、50歳記念ということで豪州ゴールドコーストで開催されたマラソン大会(ゴールドコーストマラソン)に参加してきた。気候もコースも非常に走りやすくて、いつもの様に30キロで失速してしまったけれど、それでも4時間少し(4時間7分)で比較的気持ち良く完走できた。

コースは海岸沿いを 折り返すコースで、まずは先頭集団とすれ違う。今回は公務員ランナーの川内選手も出場していて、すれ違うタイミングを概算してバッチリ動画を撮ることができた。アフリカ人選手に囲まれた川内選手は如何にも鍛え抜かれたランナーの様子で格好良かった(結果は残念ながら2位。また帰りの空港でもちょうど目の前にいた)。小学生時代から川内選手を鍛え抜いたお母さんが一緒に来ていて初マラソンに参加し、タイムも3時間38分という驚異的なものであった。

速い集団とすれ違っている間は、自分もその速い人たちを見習って、顔を上げ姿勢を良くし、ついついタイムが良くなってくる。トップランナーもそうだが、3時間前後で走るランナーたちは格好良いし、まずは必死で走っている様子が伺える。その必死さに自分も影響され、そして多少無理しながらペースを上げていくことになる。

逆に自分が折り返すと、今度は自分よりも遅い人たちを見ながら走ることになる。これも当然だが、フォームも体型もそんなに良くないし、何より「まあこんなものでいいか」 という気持ちが伝わってくる。そうするとこちらも影響されて(悪影響)、まあ歩いてもいいかな?という気持ちにもなってしまう。

ということで、やはり自分よりもレベルの高い人たちを見ることが大切だなということが自分の体験として分かる。レベルの高いパフォーマンスを見ていると自分もその気になるし、それが当たり前の様になってくるものだ。当たり前と思わなければ、努力もしないし結果として実力も伸びていかないということである。 逆に自分よりもレベルが低いものを見続けていると、自分のレベルまで本当に低くなってくる。

当社も当然、常に上を見て仕事を行い、新しい仕事を創っていくことが大事だと思う。あの会社よりもマシとか思えば進歩はないし、やはり世の中で必要とされ業績をどんどん伸ばしている、自社よりもレベルの高い優れた会社を見続けることが大切だなと思った次第です。

川内選手 

全部出し勝手連動理論

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イギリスのサッカーのプレミアリーグで前評判では最下位のレスターが奇跡の優勝を遂げたのが、その好調を支えた岡崎選手の言葉が素晴らしい。

「結果を出すヤツらは、ぶっ飛んでいる。本来持っている力の全てを、全員が出すからあり得ない順位にいる。」「全員が全力でやって、勝手に連動する。それができれば日本も強くなる。監督の要求に気を取られすぎて自分の全力を出せないのなら強くなれない。」

これはまさしく組織論だ。個々人が「ぶっ飛んだ」実力と特技を持ち、その力を「全員が全部出す」。しかも組織としてベクトルが一致していて「勝手に連動する」。だから本来「あり得ない」高い結果を出すことが出来る。逆に、目の前の顧客がいるのにいちいち自社の上司の顔色を伺ったり、全実力を出さなかったり、もちろん最初から実力が足らなかったりしたら、組織として強い訳がない。

これは「全部出し勝手連動理論」と名付けても良いような組織論だ。もちろん当社はこれを目指す。そして「あり得ない」結果も出し続けていきたいと思います。 

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