社長ブログ

社長フィロソフィー日記

健康という競争力

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今年の12月も社員の多くのメンバーと那覇マラソンに参加することになった。半年に一回フルマラソンに挑戦するという試みを始めて早8年目、この大会も8回目の参加となる。「僕より年下の男性社員は全員」という少し?無茶なルールの下、マラソンが当たり前という雰囲気になっているので特に文句も出ない(直接には)。ということで、かなり根付いた社風となってきたのかなと思う。
会社の競争力として、技術力や営業力などがあると思うが、社員の平均年齢が上がってくるにつれてより重要になってくるのは、「社員の健康」ということだ。良い会社で待遇が良ければ良いほど、社員の定着率は高まり、中途退社する人が少なくなる。これは良いことなのだが、反面、確実に皆が毎年一歳ずつ年をとるということである。これは普通に考えれば高齢化であり、会社の活力はだんだんと失われていくリスクともなる。
半年に一回マラソンを完走しようとすれば、日頃からの節制が重要になる。おそらく節制くらいでは足りず、積極的にジョギングやダイエットに励み、喫煙、深酒などはご法度になるはずだ。そうすれば年はとるけれど健康な状態は保てる様になり、組織としてのバイタリティーも維持されるはずである。
おそらくどの会社も頑張っているから、技術や営業ではそれほど差が付かないのではないかとも思う。それよりももっとベーシックなこと、すなわち社員や経営者の健康状態が、会社の命運を大きく左右すると思われる。従って、運動も仕事の一部と考え、毎日少しでも良いから時間をとって運動する、毎日1万歩歩く、月に100キロ走る、水泳やテニスでも何でも気晴らしにもなる運動をする、家事も運動代わりと考えて積極的に取り組む、近くのスーパーに歩いて買い物に行くなどの工夫が必要だ。
ということで、僕も週5日、少しでも運動する様に心がけています。

全体像を考える

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経営者としとして大事な(というかほぼ唯一の)仕事は、「会社が儲かって社会に貢献できる仕組み」を考え出すことだと思う。目の前の仕事(業務?)をひたすら行うだけでは一人分の成果しか生み出せないが、仕組みづくりがうまくいけば多くの人の努力が合わさってより大きな成果を生み出すことができる。しかも100倍の人(=100人)が関わって100倍の成果ではなくて、100倍のチームで1000も10000も成果を生み出すことも可能なのが、仕組みの面白いところである。

で、仕組みを作るにはどうすれば良いか?それは「全体像」を頭の中で描くことでヒントを得られると思う。全体像とは、狭く見るといろんな活動を行っている自社、少し広く見ると業界全体、もう少し広く見るとその産業、大きく見ると社会全体ということである。その「全体像」において自社がどのような価値を生み出しどのようにビジネスを行っているかを理解することが大事だ。プロサッカーの世界でも、その局面でのプレー、試合の流れを通した戦術、シーズンを通して結局一番多く勝つにはどうするべきか、毎年どのような選手を獲得すべきか、数年単位でどのような選手を育成すべきかという、長短の時間軸、他チームとの関係といった勢力図を頭に描いて、強いチームを作っていくというのが経営者、もしくはチームリーダーの仕事である。

こういう「全体像」を常に頭に浮かべながら、一見ボーっとしながら(本当にボーっとしている時も多いけれど)もしくは泳いだり走ったりしながら、皆をあっと言わせるビジネスモデルを考え出す経営者になりたいと思っています。 

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