社長ブログ

社長フィロソフィー日記

まずエントリーすること

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僕は何でもそうなのだが、まずはエントリーすることが大事だと思っている。マラソンでもそう、数ヶ月先の大会にエントリーしてみる、そうすると確実に数ヶ月先には、「フルマラソンのスタートラインに立っていること」になってしまう。軽く考えてエントリーしてしまって自分を努力せざる得ない状況に置いてみて、それから(多少後悔しながらも)なんとかやりきるのがコツみたいなものだと思う。

 高校時代の水球もそう、それまでサッカー部で水泳なんて体育の授業でしかやらなかったのに、全国大会に出たいからと言って軽い気持ちで入部してみて、初めて地獄のような練習であることに気づいてから努力する(せざる得ない)。結果的には泳げ活躍し、全国大会にも出場できたのだから「まずエントリーする」という手法は間違っていなかった訳だ。イギリス留学もそう、無理に奨学金を取り入学資格を得て、現地に行ってみてからえらく苦労した。でもそこにいれば何とかなる訳だし、実際大丈夫だった。

会社経営もそうだなと思う。期限を決め目標を掲げ、やるしかない状況に自社を置いてみれば、僕も社員もそれを所与のものとして必死に努力する。逆に「毎日努力を続けていれば、いつか何となく目標に達している」ということはないだろうと思う。 エベレストに登るのにはそれなりの装備と努力が必要で、何となく努力するだけでは決して登れないことと同じことだろう。ということで当社では、まず目標が突然設定され、皆んなあたふたしながらなんとかやり切るというのが普通なのである。

組織の力

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組織に属するということは、個人の自由が少なくなって窮屈に感じることもあるかもしれないけれど、実は人生を豊かにする可能性がある素晴らしいことだとも思う。

合唱団に属していれば、チームの一員として大声で身振り手振りも交えながら、全身を使って感情を表すことが出来る。そこには譜面があり、合唱団の中の役割があるけれど、ある一定方向に向かって自分の力を発揮することができ、かつそれが合わさりあって全体として素晴らしいパフォーマンスを行うことが可能だ。個人としての役割を果たすことで、個人ではなし得ない一段高いレベルの経験が可能だ。

マラソンの様な個人競技でも同じだ。素人の運動不足の会社員が、フルマラソンに定期的に出場することなんて考えられない。でも会社行事として年に二回も参加していれば(うちの会社です)、そのうちその「考えられないこと」が日常となって、結果として健康な人生が送れる(はず)だ。個人ではとてもやらないことが組織に属することで習慣となるとすれば、これも組織の効用とも言えるだろう。 

会社でも同じことで、ベクトルが揃った集団の中で、それぞれの個人の得意技を活かして全力で貢献する。 皆が同じ哲学を共有して、個人の才能を活かしながらそれらがうまく噛み合うから、全体としてのパフォーマンスも素晴らしいものになる。おそらく個人ではなし得なかった大きなことが、会社という組織のお陰で達成できる。会社の方から見ても、全力で努力する個人がいて初めて全体としての組織力が成り立つ。会社により個人が輝き、輝く個人がいるから会社が良くなるという正の循環が非常に大切で、どちらが欠けてもうまくいかない。

当社は出来れば、個人も会社も輝く組織でありたい。個人の幸せなしの会社の成功はあり得ないし、経営成績の悪い会社が社員を幸せにできる訳もない。ということで、今日も社員の一員として組織のリーダーとして、頑張ってきます。 

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