まずエントリーすること
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僕は何でもそうなのだが、まずはエントリーすることが大事だと思っている。マラソンでもそう、数ヶ月先の大会にエントリーしてみる、そうすると確実に数ヶ月先には、「フルマラソンのスタートラインに立っていること」になってしまう。軽く考えてエントリーしてしまって自分を努力せざる得ない状況に置いてみて、それから(多少後悔しながらも)なんとかやりきるのがコツみたいなものだと思う。
高校時代の水球もそう、それまでサッカー部で水泳なんて体育の授業でしかやらなかったのに、全国大会に出たいからと言って軽い気持ちで入部してみて、初めて地獄のような練習であることに気づいてから努力する(せざる得ない)。結果的には泳げ活躍し、全国大会にも出場できたのだから「まずエントリーする」という手法は間違っていなかった訳だ。イギリス留学もそう、無理に奨学金を取り入学資格を得て、現地に行ってみてからえらく苦労した。でもそこにいれば何とかなる訳だし、実際大丈夫だった。
会社経営もそうだなと思う。期限を決め目標を掲げ、やるしかない状況に自社を置いてみれば、僕も社員もそれを所与のものとして必死に努力する。逆に「毎日努力を続けていれば、いつか何となく目標に達している」ということはないだろうと思う。 エベレストに登るのにはそれなりの装備と努力が必要で、何となく努力するだけでは決して登れないことと同じことだろう。ということで当社では、まず目標が突然設定され、皆んなあたふたしながらなんとかやり切るというのが普通なのである。