社長ブログ

社長フィロソフィー日記

採用活動も一段落

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採用活動も一段落が付き、新しい当社の陣容も方向が決まって来た。過去一年間は様々なチャンスを具体的に広げて来た「アーリーサクセス」(初期段階での成功)の段階だったが、いよいよそれを具体的な実績や収益に結びつけるためのステージに入るのがこの一年である。
考えてみればベンチャー企業みたいなものである。当社は40年を越える社歴を持つが、この10年でやってきたこと、これからやろうとしていることは過去の実績を土台としつつも、挑戦していることは全くこれまでとは違う世界、勝負のルールが支配する土俵となる。そうすると社員も単に「仕事ができる人」ではなくて、「仕事を創り出し、周りを巻き込む人」(で、仕事もできる人)が必要とされる。なんせ「ないものを作ろう」というのだから、そして同時に日々の収益も稼ごうというのだから、他社の何倍も働き、何倍も効率的な仕組みを持っていなければならないだろう。ストイックなビジネスアスリートみたいなものだ(当社はフィジカルにもアスリートを目指しているが)。
当社で働く人への報酬は、もちろん「安定した生活」もそうだけど、「挑戦し、成功し、人間として成長出来る」可能性があるってことだと思う。いつも成功ばかりする訳ではないけれど、少し失敗しても10年くらいしつこく挑戦していれば、周りも根負けしてくれて結果的に大成功することは大いにありえると思う(僕も6年目にして昨年やっと4時間を切った。フルマラソンの話)。
応募者に自社のことを説明すると、自社がどのような状況に置かれていて何を目指しているのかがよく分かる。ちょっと癖になりそうなので、また採用活動は随時やっていきたいと思っています。新卒採用もやろうかなあ。

中学校の卒業式祝辞

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今日は僕がPTA会長を務めさせていただいた中学校の卒業式。会長として最後のお務めということで、以下の様な祝辞を述べさせていただいた。15歳の中学生に向かって言ったのだが、社会人になっても(もちろん自分自身にも)同じことだなと思います。
ご卒業、おめでとうございます。
さて、みなさんは自分に自信はありますか?4月からの進路が決まり、新しい生活を目の前にして挑戦してみたいことがある反面、不安があるのは当然だと思います。うまくやれるかな、目標達成できるかな、成長できるかなと思われていると思います。私が人生の先輩としてアドバイスしたいのは、自信には根拠なんていらないってことです。「根拠のない自信」を持つことが大事です。だいたい中学校を卒業したてのなんて実績も経験もそんなにないから、うまくいく成功する経験や根拠なんか何もないわけです。しかも世の中では情報が溢れているから、根拠のない自信を持つことが難しくなる。たとえば塾なんかに行くと「あなたは偏差値何点だからこの大学」と大人たちが過去のデータ、つまり客観的事実を持ち出して指導してきます。クラブだって今まで弱小チームだから勝つことなんて出来ないと先輩は言うかもしれない。でもそんなの関係ないんです。行きたい大学、行きたい進路があればそんなアドバイスは無視して挑戦すればいい。目指す大会があれば目指せばいい。データは過去のデータの平均的な統計であって、一人一人の人が成功するか成功しないなんて予測できるものではない。過去の他人のデータは無視するに限ります。やってみれば意外に出来て、出来てしまえば根拠のない自信が根拠のある自信に変わる。
人生において、やれなさそうなことに無謀にも挑戦して結果的にやり遂げるという経験が、どこかで必ず必要になります。成績が下の方なのにいい大学に行きたい、高校から新しい競技を始めたのにインターハイに出たい、英語が出来ないのに海外の大学に行きたい、専門知識も経験もないのに会社経営をしてみたい、運動不足の中年なのにフルマラソン出たいなど(全部僕の話です)、普通は「そんなの無理」と言われることに挑戦すべきなんです。うまく出来る根拠など何もない。でも自信に根拠なんていらない、やりたいことがあれば自分の実力がいかに足らなくても、死ぬほど頑張って挑戦してみればいい。
大事なことは、自分を信じ高い目標を設定して「根拠のない自信」を持って必死に努力を重ね挑戦することで、成功したらもちろん、たとえ失敗しても必ず得るものはある。一番悪いのは、自信がないから、失敗した時に傷つくのは嫌だからと言って、実力の8掛け7掛けの低い出来そうな目標しか設定しないこと。試行錯誤を重ね、たくさん失敗したり成功したりして、みんな立派な大人になっていくものなんです。皆さん、根拠のない自信を持って頑張ってください。そうすれば必ず立派な人間になります。みなさん、ご清聴ありがとうございました。

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