社長ブログ

社長フィロソフィー日記

採用活動

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お知らせの通り、当社は初めての公募採用活動を行っている真っ最中で、先週末に大阪本社で会社説明会を開いた。今週末に東京で、来週末は再度本社で説明会を行って、十分当社の経営理念やビジネスモデルを理解して貰って、本当に当社で活躍したいと思ってもらえる人に正式応募をして頂こうと考えている。説明会には既に50名弱の申し込みがあり、期待していた以上の数と質の人が集まっている。最初はあまり期待していなくて、良くて一人、悪くするとゼロでもいいなと思っていたけど、いろんな人の経歴を見ているとやって貰えそうな仕事が頭に浮かんでくる(とは言え、ピンポイントの人材をほんの少しだけ採用する予定だけど)。不思議に思うのは、どうしてこんな優秀な人たちが転職市場に出て来ているんだろうってことである。この人たちの誰が当社に来ても活躍すると思われるし、どの会社で働いたって十分なパフォーマンスをあげられるんじゃないかと感じられる。
正直に言ってしまうと、ここ10年以上好調に業績を伸ばしている当社の現社員は、厳しい選考を勝ち抜いた人たちではなくて、いろんな縁があって「たまたま」入社して来た人たちばかりである。誰かの紹介であったり、学校の先生の推薦、学校の後輩、取引先の担当者、まあ「適当」な人選と言っても過言ではない(現社員の皆さん、失礼しました)。その人たちが集まって、それぞれの特技を活かし、素晴らしいチームワークでもってユニークなビジネスモデルで会社を運営し、業績も上がっているのだから不思議な感じである。ある意味、縁があること自体、通常の中途採用よりも厳しいフィルターがかかっているのかも知れない。僕が信頼する先生や知り合いの紹介、既に活躍している現社員が見込んだ後輩、当社と取引している相手方でお互いに優秀だなと見込んだ人たちとか、長期的な付き合いの中で「選ばれた」人たちである(フォロー)。それと「運が良いこと」も実力のうちだ。たまたま会社が倒産したとか、たまたま運が悪かったということは確かに本人が悪い訳ではないんだけど、運が良い人は確かにいて、そういう人たちが集まればその組織もうまくいくことが多い(当社の社員も運も育ちも良い人が多いと思う)。
まあという訳で、採用活動を通じて当社自体を見直すことになるし、世の中からどう見られているのかも分かる。採用に関わる社員も「先に入っておいて良かった」と胸を撫で下ろしている人たちもいるかもしれず、良い緊張が走っている感じでいいことだと思う。誰に新しく入社してくれる人もきっと当社で活躍し、より豊かな人生を送ってもらえると思う。後二回の説明会も頑張っていこうと思います。

決めない会議

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当社の場合は通常とはおそらく少し変わっていて、たまにやる会議では「決める」ことだけが目的ではないことが多い。普通は「貴重な時間を皆が割いているのだから、結論の出ない会議なんてやる意味はない」とか、「如何に短時間に多くの案件を手際良く決定するか」が議論されることが多いと思う。
当社の場合は、毎日の日報システムの中で情報を共有し、リアルタイムに複数の人がコメントし、そして同時にそのやり取りを見ている(多くの場合自分で質問したりコメントしたりしている)僕自身が決定したりするから、その場で物事を決めてしまうことが通常である。逆にウェブ上では決めきれなかったり、曖昧な意見をむしろ集めないといけない場合に会議を招集して、だらだらと井戸端会議的に話をすることにしている。そこで決めても良いし、決めずに宿題にしておいて、後でまた日報システムで議論を追っかけて決めていくこともある。つまり日々リアルタイムで意思決定し、たまにやる会議ではむしろ「決めない」ことで良しとする仕組みである。
別にこれは戦略的に考えてやっているのではない。やり易い様に働き易い様に考えていたら、自然とそうなっているだけである。会議が懐かしくなって普通の会社並みにやってみたくもなるが、実際やるとだらだらしてて効果がないなあと思えることもあるので、そうすると暫くは(飽きて)会議も招集せずに日報だけでやるという周期もある。
という訳で、いい加減な様で理に適っている?、当社の仕組みのご紹介でした。まあいい加減なだけですかね。

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