社長ブログ

社長フィロソフィー日記

リーダーシップの要素

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前回リーダーシップについて書いたが、最近もまだそのことを考えることが多い。
思うに、リーダシップの要素、ステップとは以下の様なことだと思う。
(1)提案する
何をどの様な方法で行うか、目的は何なのかを「提案する」ことがリーダーシップの重要な要素だ。決めることはチームの責任者でないと出来ないかもしれないが、少なくとも誰でも提案することは出来る。その場にいて一番良い方法、そもそもの目的も含めて(自分の中では決めて)チームに提案すること、これがリーダシップの第一歩となる。
(2)巻き込む
提案したからと言って他人がすんなりやってくれるとは限らない(というか殆どの場合は誰もやってくれない)。提案内容が如何に素晴らしくてチームの目的に沿うのか、そしてチームの他のメンバーが如何に貢献出来るのかを含めて他人を説得し巻き込まなければならない。一人では何も出来ない。チームの皆を巻き込んでこそ大きな力が生まれる。そして巻き込むためには提案自体が素晴らしい、よく練られたものでなければならないことは言うまでもない。
(3)成果を上げる
他人を巻き込んでチームを動かした以上、執念をもって必ず成果を上げなければならない。最初の提案通り計画通りに行くことはまずないだろう。困難にあたり試行錯誤し、泥縄式に改良していき、徐々に成果を上げていく根性、闘魂が必要だ。
提案する、巻き込む、成果を上げるというリーダーシップは、どの会社にもそしてどの階層やそのチームに於いても必要なことだと思う。リーダーシップの総量がその組織の強さを決めると言っても過言ではない。一人だけがリーダーの会社と、全員が他の全員をお互いを巻き込みながら様々な案件を同時並行的に行っている会社、つまりリーダーシップがあちこちで見られる会社のどちらが強いか、一目瞭然であろう。
当社では与えられて行う仕事は殆どないと思う。自らが自分の仕事を作り出し、他人も巻き込んでプロジェクトを行っていく、そういうリーダーシップの多い会社になりたいものだと思います。

リーダーシップ

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少し前に「採用基準」という本を読んだが、参考になることが多い。筆者は元マッキンゼーの人事採用担当者だが、最も重視するのは「リーダーシップ」の有無、もしくは「将来、リーダーとなれる人」である。
リーダーシップは組織に一人しかいないトップだけが要求される資質ではない。リーダーとは「チームの使命を達成するために、必要なことをやる人」、「チーム全体の意見をまとめあげ、チームとしての結束力を高めることが自分の責務であると認識している人」のことである。自分の役割を認識し発信し、チームに貢献し、そしてまとめ上げる能力をリーダーシップと呼ぶのだと思う。
だから自分の意見をもっていないとチームへの貢献、すなわち組織として求められる成果への貢献がないし、逆に成果のために自分に意見にも拘らない柔軟性も必要である。会議に出ても発言しなければ「付加価値ゼロ」だし、資料を読み込んで理解するだけでもアウトプットがなければ意味がない。その場に貢献し、チームの成果に対して何らかの付加価値=バリューを出し、そして他の意見も尊重しながら成果に対して一番良い方向にまとめ上げることが必要だ。
リーダーは形式上は組織に一人だけど、実質はその組織の「リーダーシップの量」が問われる。一人だけが以上の様な貢献をしても限られているが、皆がそれぞれリーダーシップを発揮し、一つの成果目標を主体的にチームとして達成しようとするリーダーシップ量の多い組織はとても強い。
当社は生産ラインを持つメーカーでもなければ実際に消費者にサービスを提供する会社でもない。であれば、業界、顧客に対してバリューを常に問われる、極端に言えば存在意義を問われる(疑われかねない)存在である。だからこそ常に新商品を出し続け、考え続け、開発し続け、研修会等を通して新しい知見を普及させ、また新規市場の創造に務めないと意味がない。つまりは会社自体がリーダーシップを発揮することを求められている宿命を背負っていて、そこで働く人は一人一人がリーダーにならざる得ない。
という訳で、自分のバリューは何かを常に考えて活動、宜しく御願いします、社員諸君。

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