社長ブログ

社長フィロソフィー日記

常識にとらわない

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この間高校生の朝練に参加して泳いでたら、ちょっと驚いたことがあった。
プール貸切練習で一コースには僕を入れて3人しかいない。僕は勝手に泳ぐので右半分で練習してねとお願いした。で、泳ぎ始めると毎回、ターンをするたびに僕に向かって直進してくる。後輩は当然ビックリして進行方向を変えて避けるのだけど、一回くらいなら分からんでもないけど、毎回毎回のことなのだ。
水球という競技はコースロープは当然ない。相手のゴールにいかにたくさんボールを入れるかという単純なスポーツで、当然多少の決まりはあるけれど、創造性を駆使してファンタスティックなプレーが期待されるものだ。それなのに毎回決まって同じペースで泳いでくる人がいるのに、毎回突っ込んでしまうのってどういうこと?と思ってしまう。
母校は進学校で、中学校でクラス一番くらいの生徒が集まっている。だから問題は学力ではない。むしろ問題は、コースロープに沿って泳ぐ、ターンをしたら右側通行をするものだという思い込みだと思う。水球部の生徒はほとんど皆競泳出身で、その決まりを植え付けられている。でも水球は全く違う競技だ。
世の中にもこういうことはよくある。勝手にルールを思い込む、創造性、想像性を発揮できない、前例に従う事なかれ主義、目的と手段の混同。でも救いはある。高校生は、何でもやっていいんだよ、今までのルールはなしにして、自分の頭で考えること、周りをよく観察してベストの行動を取ること、先例を作る勇気を持つこと、こういうことを身につけれる可能性がある。
さて僕たち大人はどうだろう。少なくとも当社の社員には、常識にとらわれない自由な発想をして貰いたい。まあ社長がちょっとぶっ飛んでいるので、真面目な社員でバランスをとってるのかもしれないけれど。

8掛けでも通用する実力

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前回は「8掛けの力で速く進む」とエントリーしたが、同時に言いたかったのは、「8掛けの力でも通用する実力を付ける」ことが大事だと言うことだ。
一流のランナーはリラックスして30キロまでは「ジョグの気持ちで」走るらしい。キロ3分の高速走行がジョグと感じる実力がなければ世界のトップでは通用しない。本気の勝負は30キロを過ぎてからであって、そこまでで消耗してしまえば最後の駆け引きには勝てない。つまり「最初から全力で走っていては駄目、かと言って8掛けで走って遅くても駄目」ということだ。
会社経営だと、余裕を持って働く、しかしそれが通用しないレベルでは駄目、そして勝負どころでは必死になって頑張るということが大事だ。8掛けで通用するには余程実力、地力がないといけない。地力を付けるにはやはりどっかでハードワークが必須である。20代は寝なくていい、死ぬ程働けとよく言われるのは、将来8掛けでも相当の成果を発揮するためには、若い無理のきく時期になるべくこの地力を付けておけという意味だと思う。
8掛けの努力しかしたことがなければ、それは8掛けの地力×8掛け発揮ということで、6割のパフォーマンスである。やっぱり本来は、3倍の実力×8掛け発揮ということで、そう言う人は二倍以上のパフォーマンスを出しているってことだ。
やはり世間は甘くない。僕もせっせともっと地力を付けるべく、まだまだ頑張ります。

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