8掛けの力で速く進む
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なんだか最近、耐久系スポーツのコツが分って来た様な気がする。先日の掛川マラソンで4時間を初めて切ってちょっと特異になっているのだが、最近また練習復活した水泳でも同じ様な「コツ」が通用するのではないかと感じている。
それは「8掛けの力で如何に速く進むか」ということだ。今回のマラソンでは30キロまでは「気持ちはジョグで無理しない」ことを心掛けた。いつもはタイムを気にして最初から必死で走っていて、でもハーフ辺りからもう無理が利かなくなって後はズルズルとしんどい思いをしていたのだが、今回はあくまでジョグだと思って走ったということだ。
そしてポイントは8掛けの力で如何に速く走れるか、である。今回は今までよりも分当たり30秒も速く走った(今回はキロ当たり大体5分35秒)。だけど気持ちはジョグである。つまりおそらく体重管理やフォームの改善がうまくいって、今までよりも速かったのにそれほど負担はかからなかったことになる。多分今までと同じ必死さで走っていたら、もしかしたら更に速かったのかもしれない(で後半駄目になる)。
水泳でも非効率なフォームで必死に泳いでも駄目だ。最初の30分はそれでもいけるかも知れないが、距離が延びるにつれてそれは通用しない。むしろ8掛けの力でどこまで速く泳げるかを追求し、1時間でも2時間でもそれが続けられる様に練習すれば良いのだと思う。
これは経営も全く同じことだ。非効率なシステム、事務システム、営業システム、収益性の低い活動を幾ら根性で10割の力で行っていても駄目だ。数年はそれでも持つのかもしれないが、いずれ組織は疲弊し、貯まるべき収益も貯まっていないことになる。それよりも8掛けの力でも収益の上がる仕組みを構築することが重要で、それを何十年も続け、かつ常に余裕を持って進歩、変化を遂げていかねばならない。
まあそういうことで、今日も水泳に励むことにします。あ、仕事もします。