社長ブログ

社長フィロソフィー日記

仕事とは何か (2)

カテゴリー: カテゴリ未分類

当社にとって「仕事とは何か」を考えると、端的に言って「他の誰もが出来ない、思いつかない、やっていないことをやって社会貢献し、かつ高収益を目指すこと」となる。「仕事」と聞けば決まったことを毎日、決まった様にやる、生活の手段の様に捉えられる場合もあるけれど、それはそれで大切なことだと思うしそれがなければ社会は回っていかないけれど、同じことを同じ考えで毎日繰り返していたら進歩はないと思う。そして当社の場合は、それは「怠慢」でさえある。
毎日同じ場所を掃除していても、端から掃くのか真ん中からか、洗浄剤を使うのか何を使うのか、道具は何を使ったら良いか、誰がやったら方が良いか、シフトはどうするかなど、工夫の余地は幾らでもある。システム(仕組み)にして効率的なやり方を考えれれば、それは他の現場で活かせるし、もしかしたら新しい清掃方法として他社にも販売、全国FC展開なんかも出来るかもしれない。
毎朝起きて、車に乗り込み、顧客のところに移動して1時間程商談する、それを一日4、5件回って月末に数字が出て来て褒められたりハッパをかけられたりするだけの営業活動は、それを10年やってたんじゃあ(たとえ売り上げが上がっていても)進歩がない、怠慢だと思う。
そうすると当社の仕事は何かと考えると、他社が出来ないかつ社会が必要としていて当社しか出来ないことがあるなら、それを求めてひたすら知恵を絞り、仕組みを作り、少人数でそれを実現していくことだ。毎日同じことをやって汗をかいて満足しているだけでは駄目だ。汗をかかないとみえてこないことがあるから、汗はかけば良い。でもずっと「いい汗かいてすっきり」している様であれば全然駄目、常に「自分の仕事はどういう意味があって、それは自分しか出来ないことなのか、もっと大きな枠組みで仕組み化して、10人分100人分のインパクトを与えられないのか」を追求していかねばならない。
という訳で当社は汗をかきながら、頭の汗もかきながらがんばります。

ストレッチ (3)

カテゴリー: カテゴリ未分類

最近母校の水球部監督をしている後輩と話しをすることが多いのだけど、最近の高校生も保護者も全然分ってないと彼は嘆いている。全国大会の予戦となる地区予選を修学旅行で欠席したり、日焼けするからと言って屋外での合宿を休む生徒もいるらしい。人生を賭けてやる位のチャレンジなのに、そんなことで?とガクっとしてしまう様な有様らしいのだ。
高校生のクラブ活動は、元々「到底無理と思えることを無理矢理やらされる」ところに意義がある。一見出来ないことを無理に伸ばされるから、「ストレッチ」と呼ばれる。その無理難題な経験、そして自分でも意外にもやり切れたという経験は、その後の人生において「根拠のない自信」を植え付けることとなる。つまり「あんな練習に耐えれたのだから、これ位は楽勝だ」というまあ関係がある様なない様なことでも自信を持てるのだと思う。僕の場合は、「一日15キロ泳げたのだから10時間くらいの受験勉強は楽勝だ」とか、「英語くらい出来なくったって留学は全然余裕」とか、そういう風に応用?が効いた。
それを自分の実力の八掛けしかやれない、やろうとしない生徒、自分の(乏しい)経験でしか考えれない保護者はちょっと違うんじゃないかと思う。ストレッチどころか、現時点での実力以下のことをやって伸びる訳がない。無理難題に挑戦するのは高校生の間であって、その時に当然出来ることをやって充実感はあるのかなと思う。
これは会社でも同じ、出来る範囲でやっていたんじゃ成長はない。組織として「出来なさそうなこと」にチャレンジし、「やってみたら意外に出来てしまった、これって凄い!」という経験を積み重ねていくのが大事だと思う。当社はその意味でいつも挑戦を続けたいと思う。会社も青春、そのスピリッツを持っていることが発展につながる、そして世の中のためになると思うから。

PAGE TOP