社長ブログ

社長フィロソフィー日記

ストレッチ (3)

カテゴリー: カテゴリ未分類

最近母校の水球部監督をしている後輩と話しをすることが多いのだけど、最近の高校生も保護者も全然分ってないと彼は嘆いている。全国大会の予戦となる地区予選を修学旅行で欠席したり、日焼けするからと言って屋外での合宿を休む生徒もいるらしい。人生を賭けてやる位のチャレンジなのに、そんなことで?とガクっとしてしまう様な有様らしいのだ。
高校生のクラブ活動は、元々「到底無理と思えることを無理矢理やらされる」ところに意義がある。一見出来ないことを無理に伸ばされるから、「ストレッチ」と呼ばれる。その無理難題な経験、そして自分でも意外にもやり切れたという経験は、その後の人生において「根拠のない自信」を植え付けることとなる。つまり「あんな練習に耐えれたのだから、これ位は楽勝だ」というまあ関係がある様なない様なことでも自信を持てるのだと思う。僕の場合は、「一日15キロ泳げたのだから10時間くらいの受験勉強は楽勝だ」とか、「英語くらい出来なくったって留学は全然余裕」とか、そういう風に応用?が効いた。
それを自分の実力の八掛けしかやれない、やろうとしない生徒、自分の(乏しい)経験でしか考えれない保護者はちょっと違うんじゃないかと思う。ストレッチどころか、現時点での実力以下のことをやって伸びる訳がない。無理難題に挑戦するのは高校生の間であって、その時に当然出来ることをやって充実感はあるのかなと思う。
これは会社でも同じ、出来る範囲でやっていたんじゃ成長はない。組織として「出来なさそうなこと」にチャレンジし、「やってみたら意外に出来てしまった、これって凄い!」という経験を積み重ねていくのが大事だと思う。当社はその意味でいつも挑戦を続けたいと思う。会社も青春、そのスピリッツを持っていることが発展につながる、そして世の中のためになると思うから。

ウェブサイトが新しくなった

カテゴリー: カテゴリ未分類

当社のウェブサイトがようやく新しくなった。おそらく前のバージョンは10年位前に立ち上げて、少しずつコンテンツを継ぎ足しした様な感じになっていて実態にはだんだんと合わなくなってきたので心機一転、全面改訂となった次第だ。
http://www.semco.net/index.html
ウェブサイトの刷新作業を通じて感じたのは、当社の事業領域が10年前とは全然違うものとなっていることだ。当時はまだまだ機材中心のメーカー色が強かったけれど、現在ではおそらく機材販売は10%以下、主な売上は薬剤を中心とした消耗品になっているし、活動自体もセミナーやコンサルティング、またはソフトウェア開発などのソルーション事業が中心になっている。
この変化は実は意識した結果ではないのだけど、市場や顧客のニーズ、世の中の変化に反応していった結果論でこうなった次第だ。目の前の顧客のニーズから新しい商品を開発することもあるし、業界の方向性を考えてちょっと早過ぎる位のサービスを展開することもあるし(数字になりにくい)、セミナーも無料で顧客のレベルアップのためにあちこちで開催したり、特にソフトウェア開発が絡む事業はもしかしたら理想的主義で、すぐには取り入れられない様なものもある。
企業ウェブサイトは自社が世の中に向かって「こういう事業をしている、こういう特色のある会社です」というアピールノバであるのに加えて、自社が自分のあり方を再確認する場でもある。その意味でまだまだ当社のウェブサイトは統一感や方向性が出ていないかも知れないが、それはそれで成長過程ということなんだと思う。何か感想があったら教えてください。

PAGE TOP